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デザートブーツが70周年の「クラークス オリジナルズ」 驚きのバリエーションを誇るパリメンズ展示会に潜入

 創業は今からおよそ200年前、アイコニックなデザートブーツは今年で誕生70周年を迎える「クラークス オリジナルズ(CLARKS ORIGINALS)」はこのほど、パリ・メンズ・コレクション期間中にプレゼンテーションとパーティーを開催した。

会場には、デザートブーツとワラビーという「クラークス オリジナルズ」を代表する2種のトップシューズを筆頭に、さまざまなモデルが勢ぞろい。一番の注目はもちろん、アニバーサリーイヤーを迎えたデザートブーツだ。アイデアとデザイン、素材、そしてクラフトマンシップで、定番アイテムの新たな可能性を示す。

 “デザートブーツ 221”を含む新作は、既存のデザートブーツとは異なる木型を使用した。中敷きには100%リサイクル素材のオーソライトフォームを使用して履き心地をアップ。天然ゴムのソールを少し厚くすることで、コンテンポラリーなシルエットと機能性を手に入れた。世界のトップブティックで販売予定の“デザートブーツ 221”は、クロムを用いずに染色することで環境に配慮したスエードを使用。デザートブーツの誕生年である「1970」と、創業の地のアトリエの郵便番号をエンボス(型押し)したシュータンが目印だ。

 70周年を迎えるデザートブーツは、ソールをラバーで覆ったり、遊び心たっぷりにパテントレザーに切り替えたり。ベジタブルタンニンやマイクロファイバーを採用したヴィーガンコレクションなど、アッパーにおいては多様な素材を用意した。デザートブーツで使用する一部のクレープソールは、FSC(森林管理協議会)で認証された組織からの調達に切り替え始めるなど、環境問題やサステナビリティに配慮した改革にも取り組んでいる。

 イベントでは、多種多様なデザートブーツやワラビーのコレクションを展示。ロンドン生まれで手作業によるタイダイアイテムを手掛けるブランド「ステイン・シェイド(STAIN SHADE)」が一足一足手染めしたデザートブーツも会場を彩った。また会場には、写真集「クラークス・イン・ジャマイカ」のオリジナルを展示。これは、ミュージシャンから火がつきジャマイカで爆発的な人気を誇った「クラークス オリジナルズ」を現地の人が履きこなす様子とスタイルを紹介する写真集で、ブランドのDNAを今に伝える。写真集は今年、新たなコンテンツを追加して復刊予定だ。

 「クラークス」は1825年、サイラス(Cyrus)とジェームス(James)というクラーク(Clark)兄弟がシープスキンのスリッパを作ったことからスタート。今なお木型はシデの木材から手作業で切り出しつつ、高度な製造技術やテクノロジーを組み合わせてシューズを生み出している。今年はリミテッドエディションの発売、写真集の復刊のほか、さまざまなブランドとのコラボレーションも予定しているようだ。

問い合わせ先
クラークスジャパン株式会社
03-5411-3055