米ロサンゼルスのピーコックシアターで9月27日(現地時間)に開催した「2026 MTVビデオ・ミュージック・アワード」では、“コール・アイズ(Coal Eyes)”と呼ばれるムーディーなメイクアップが会場を沸かせた。テヤナ・テイラー(Teyana Taylor)、チャーリーXCX(Charli XCX)、ソンバー(Sombr)をはじめとする多くのアーティストらが目元をチャコールグレーで彩りレッドカーペットに登場した。ここでは、「2026 MTVビデオ・ミュージック・アワード」で登場したセレブらの“コール・アイズ”メイクに注目する。
“コール・アイズ”とは
“コール・アイズ(Coal Eyes)”は、石炭(Coal)のように深く濃厚な黒やチャコールグレーのアイシャドウ、アイライナーを大胆にぼかしたダークでアンニュイな目元を作る最新のアイメイクスタイルだ。このメイクスタイルは、2000年代後半から2012年にかけてのロンドンのストリートスタイルの“インディー・スリーズ(Indie Sleaze)”ムーブメントへのオマージュだ。その施し方は現代的な復活を象徴しており、ランウエイやレッドカーペットのほか世間にも広まっていく可能性が高い。
テヤナ・テイラー
テヤナ・テイラーは、デザイナーのズハイル・ムラド(Zuhair Murad)のフェザーをあしらったドレスを身にまとい登場した。“タイヤード メイクアップ(Tired Makeup)”のトレンドを新たな次元へと引き上げ、まぶたの外側から眉骨にかけてブラックのアイシャドウにグレーやブルーの色合いをブレンドして仕上げた。ムードのある色合いが混ざり合ったメイクは、薄い影のように下まぶたへと流れていた。
チャーリー・XCX
チャーリー・XCXは、2000年代初頭を通じて注目を集める黒いアイシャドウで目元を囲うアイメイクをアピールした。この印象的な色合いは、チャーリーの「生意気だけど、ヴォーグ風に」という雰囲気をさらに引き立てた。漆黒のレイヤーヘアともマッチさせた。アイメイクに反してリップはナチュラルに仕上げ、ヌードカラーを選んだ。
アルバム“ブラット(Brat)”のリード・シングル“360”のパフォーマンスでは、メイクアップアーティストのヤスミン・イスタンブーリ(Yasmin Istanbouli)と協力しルックを仕上げた。
ソンバー
セレブ御用達のグルーマーのジェイミー・テイラー(Jamie Taylor)が、ソンバーの衣装と調和したメイクを施した。髪の毛のカールに質感を与え、トレードマークの黒いアイライナーを目の下ラインより大幅に下まで引き、その色を目の下のくまの部分やその上まで伸ばした。ふんわりとしたファーをあしらった「イーアールエル(ERL)」2026-27年秋冬コレクションの特注衣装と相まって、アイメイクがソンバーのロックスターらしいイメージの仕上げを加えた。
リサ・リナ
リサ・リナ(Lisa Rinna)は、モダンなグランジスタイルを披露した。“内なる反逆者(inner traitor)”を前面に出し、チャコールグレーのアイシャドウを目の周りに円を描くように塗り広げた。その濃い色合いがまぶたを覆い、眉の上に悪魔のような影を落としプラチナブロンドのピクシーカットの髪に際立っていた。