「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、「プーマ(PUMA)」とコラボレーションしたウエアとフットウエアを発売した。国内では、「バレンシアガ」青山店と銀座店で先行販売中で、他店舗でも順次発売予定だ。公式オンラインストアでも取り扱っている。同コラボは、「バレンシアガ」2025-26年秋冬コレクションの一部として発表され、テクニカルスポーツウエアとファッションの交差を体現している。
ウエアは、サッカーのウォームアップスーツを彷ふつとさせる「バレンシアガ」のライオンの紋章をあしらったエクストラドライモルトンのスエットスーツ(ジャケット全2色、各27万3900円/パンツ全2色、各17万1600円)や、1990年代の「プーマ」のアーカイブのディテールを取り入れた色あせたナイロンのトラックスーツ(ジャケット37万9500円、パンツ25万3000円)などをラインアップする。
レザージャケット(126万5000円)や起毛したリバースモルトンの裏地がついたトロンプルイユのスエードのバスローブコート(163万9000円)のほか、共同ブランドグラフィックを施したオーバーサイズTシャツ(全3色、各10万7800円)やミディアムサイズのフーディー(16万1700円)、ショートパンツ(11万8800円)、キャップ(全2種、各8万1400円)も用意する。
フットウエアは、1999年発売の“スピードキャット(Speedcat)”スニーカーをもとに製作した。スエードの“スピードキャット”(全7色、各10万4500円)は、アッパーの構造的な要素を削ぎ落としてソックスのような履き心地を実現し、カットオフしたフォームストリップ(FORMSTRIP)で仕上げ、1958年に初めて登場したモチーフを再解釈した。また、しなやかなレザーで仕上げたスリッポンシューズ(全2色、各10万4500円)に加え、“スピードキャット”とバレエシューズのシルエットを融合した、サテン素材のスリッポンシューズ(全3色、各8万3600円)も登場する。
キャンペーンビジュアルは、フォトグラファーのアリ・ヴァースルイス(Ari Versluis)が撮影した。ヴァースルイスは、エリー・イッテンブローク(Ellie Uyttenbroek)と共同制作した写真シリーズ「Exactitudes」で知られ、デムナ(Demna)が「バレンシアガ」で最後に手掛けたプレタポルテコレクションのルックブックも撮影していた。