ファッション

眼鏡のオンデーズがインド進出 3年で100店舗目指す

 眼鏡店チェーンのオンデーズ(OWNDAYS)がインド進出を発表した。現地で70店舗以上を手掛ける大手眼鏡小売りチェーンのGKBオプティカルと提携してコルカタに合弁会社を設立し、2019年1月上旬にチェンナイ、ハイデラバードに店舗をオープンする他、コルカタとバンガロールに計4店舗をオープンし、3年で100店舗の出店を計画している。

 店頭では、1000種類以上の商品を並べ、日本製の自社ブランド「千一作」など1万円前後の商品を中心に販売し、中流階級をターゲットとする。田中修治オンデーズ社長は「現在の人口が約13億人で、2022年に中国の人口を超えることが確実視されているインドの眼鏡業界で、中高価格帯の商品はまだ数少ない。世界で最も急速に拡大している消費市場であるインドへの進出は、今後のオンデーズの海外展開において、重要なマーケットになっていくことは間違いない」とコメントしている。

 同社はインドとはここ数年、CSR活動「アイキャンプ」を行っており、現地NGO団体と協力して眼科検診を実施して関係を強めていた。オンデーズの海外進出は、シンガポール、香港、台湾、タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、フィリピン、カンボジア、オーストラリアに次いで11カ国目となり、日本の眼鏡企業の中では三城と並んでグローバル化が進んでいる。先ごろ、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)系の投資会社Lキャタルトン・アジア(L CATTERTON ASIA)と三井物産の投資事業子会社である三井物産企業投資から出資を受け、世界500店舗出店の目標を掲げていた。

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