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「イッセイ ミヤケ ウオッチ」が新作機械式時計“1/6 ワンシックス”を発売

 セイコーウオッチは、「イッセイ ミヤケ ウオッチ(ISSEY MIYAKE WATCH)」による“イッセイ ミヤケ ウオッチ プロジェクト”の18番目のシリーズとして、ニューヨーク在住のデザイナー田村奈穂による機械式自動巻き時計“1/6 ワンシックス”を6月8日に発売した。同シリーズは4モデルからなり、「イッセイ ミヤケ」ショップおよび「イッセイ ミヤケ ウオッチ」取扱店で販売中だ。価格は5万~5万8000円で、「イッセイ ミヤケ ウオッチ」が女性デザイナーとコラボレーションするのは今回が初めて。

秤をイメージした
全4モデルをラインアップ

 “1/6 ワンシックス”というシリーズ名は、1秒間に6回時を刻む機械式時計の6振動の運針にちなむ。細かな目盛りが並ぶ文字盤は古い秤(はかり)を想起させ、6時位置の大きめのりゅうずも秤の目盛りを合わせるための調整ねじがモチーフになっている。田村の“昔の道具が持つ機能美へのオマージュ”がうかがえ、見た目だけでなく着用時の操作性もいい。

「“時”を感じられる
デザインを目指した」

 「イッセイ ミヤケ ウオッチ」がコラボする初の女性デザイナーに選ばれた田村は、「人間はかつて手で道具を使い、ものを測り研究し、さまざまな発見をしてきた。現代では多くがデジタル化され、必要な情報が瞬時に分かる。しかし便利さと引き換えに、発見する喜びや経験を積む感動を手放すことになった。スマートフォンというデバイスが日常となり、時間が文字通り流れていってしまう時代だからこそ、確実に刻まれていく“時”を感じる時計を作りたかった」と話す。田村はパーソンズ・スクール・オブ・デザインを卒業。「ミラノサローネ国際家具見本市」で若手デザイナーに与えられるサローネサテリテ最優秀賞や、「インターナショナルデザインアワード」金賞などを受賞し、現在はニューヨークを拠点にナイキやパナソニックなどのデザインを手掛ける。

プロジェクトごとに
大きく変わるデザイン

 セイコーウオッチは2001年に「イッセイ ミヤケ」とライセンス契約を結び、これまで吉岡徳仁やジャスパー・モリソン(Jasper Morrison)ら11人のデザイナーと共に“イッセイ ミヤケ ウオッチ プロジェクト”を手掛けてきた。デザイナーごとに大きく変わるコンセプトと意匠が人気で、パッケージやロゴも各デザイナーが手掛ける。一方で、18年間変えないポリシーは、“日本製のアナログ時計であること”。

デジタル時代に問う、
レトロで精緻なデザイン

 秤を模した文字盤は2重構造で、深さを出している。シンプルに見えて、その実こだわりにあふれるデザインが、時計への愛着をいっそう高めてくれる。懐かしさや温もりと同時に、田村の「移り変わりの激しいデジタル時代だが、流されないでほしい」とのメッセージも込められている。

問い合わせ先
セイコーウオッチお客様相談室
0120-181-671