ビジネス

「週刊文春」編集長に田原総一朗が迫る 紙とウェブが共存する方法はあるか? 

 一般社団法人日本雑誌協会は10月26日、創立60周年を記念したシンポジウムを一ツ橋講堂で開催した。シンポジウムは「『雑誌復権!』への道を探る」がキーワードで、2部構成のトークショーだ。

 第1部のテーマは「雑誌ジャーナリズムの過去・現在・未来」。ジャーナリストの田原総一郎がモデレーターを務め、パネリストにノンフィクションライターの森功、東洋経済新報社の滝田浩章・常務取締役、新谷学「週刊文春」編集長を迎えた。今年スクープを連発する「週刊文春」のコンテンツ力を問うことに始まり、フリー編集者の立ち位置やコンテンツの価値、週刊誌のビジネスモデルの可能性など、田原総一郎ならではのジャーナリズムを深堀りする内容となった。

 後半第2部は「今こそ広がる女性誌の新たな可能性」がテーマ。モデレーターはアナウンサーの中井美穂で、パネリストに今尾朝子「ヴェリィ」編集長、岩田俊「ヴィヴィ」編集長、高橋木綿子「プレシャス」編集長、湯田桂子「マキア」編集長を迎えた。各誌のコンテンツ制作方法や編集部の仕組み・育休といった社内体制、SNS活用のあり方といった女性誌ならではの話がメーンだった。

 ここでは、第1部のトークショーをダイジェストでお届けする。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。