ファッション

いつの時代でも愛されてきた「プーマ」の“バスケット”、“スウェード”の魅力

 「プーマ(PUMA)」の“バスケット”と“スウェード”が今、再び注目されている。これらは、80年代にはヒップホップシーンで旋風を巻き起こしたビースティボーイズ(BEASTIE BOYS)に愛され、90年代にはプロスケーターでありアーティストのスコット・ボーン(SCOTT BOURNE)といったストリートカルチャーのシーンで受け入れられた。シンプル&ベーシックであらゆるスタイルにマッチしたことから、ヒップホップやストリートカルチャーだけではなく、スニーカーヘッズやファッションフリークに定番モデルとして認知されてきた歴史を物語るエピソードだ。そしてそのタイムレスなスタイルは、現在のメンズのトレンドである、90年代のストリートカルチャーに由来する“ユース”のスタイルにもマッチする。

 “スウェード”は1968年にトレーニングシューズとして誕生した。70年代になるとバスケットボールシューズとしても使用され、モデル名すらなかったスエード素材のシューズは80年代以降スウェードの名称でプーマを代表するスニーカーとなった。

 “バスケット”は“スウェード”をベースに、バスケットボールのレフリー用シューズとして誕生。“スウェード”は文字通りスエード素材だが、“バスケット”は表面にレザーを使用。両モデルは「プーマ」のコートシューズの2大モデルに位置付けられる。

 ABC-MARTで販売している“バスケット クラシック”と“スウェード クラシック+”からなる「プーマ クラシックス コレクション」は、歴史とともにアップデートされながら、世代を超えて愛されてきた。“バスケット クラシック”は全3色展開。ABC-MART限定だ。価格は9800円。“スウェード クラシック+”は当時のファーストカラーを復刻した全4色で、価格は同じく9800円。ABC-MARTサイト内にはプーマ クラシックス コレクションの特設サイトがオープンした。