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「クロノス」が大阪・心斎橋に“西の旗艦店” インバウンドを足掛かりに海外へ

アクティブウエアブランド「クロノス(CRONOS)」はこのほど、大阪・心斎橋筋商店街に「クロノス 心斎橋店」をオープンした。心斎橋エリアへの出店は初で、店舗面積は約293平方メートル。国内最大級の売り場面積を持つ大型店として、メンズとウィメンズのトレーニングウエアやライフスタイルウエア、アクセサリーのほか、タレントのユージがディレクターを務めるゴルフライン「クロノス ブラック(CRONOS BLACK)」などをそろえる。

「クロノス」は、全国でフィットネスジム「ビヨンド(BEYOND)」などを展開するワールドフィットが2018年に立ち上げた。筋力トレーニングに取り組む層に向けた高機能なフィットネスウエアからスタートし、現在は日常でも着用できるアスレジャーへと領域を拡大している。25年5月には東京・表参道に初の旗艦店をオープン。当時、ワールドフィットの林哲也・執行役員 アスレジャー事業本部本部長は、表参道店を海外展開に向けた「第一歩」と位置付けるとともに、西日本での旗艦店オープンも視野に入れていた。

表参道に続く“西の旗艦店”

それから約1年3カ月。林本部長は心斎橋店を「表参道が東の旗艦店なら、心斎橋は西の旗艦店」と位置付ける。出店の狙いの一つが、インバウンドを通じた海外での認知拡大だ。これまでは目的来店が中心となる路面店を多く出店してきたが、今回は通行量の9割をインバウンド客が占めるという心斎橋筋商店街を選定。国内のライト層への浸透と、海外進出への足掛りを狙う。

心斎橋店は、そうした海外客への発信を意識し、日本発のブランドであることを前面に押し出す。ブランドが店舗やモノ作りで掲げる「クール、ラグジュアリー、スマート、近未来」というキーワードに、“和”の要素を融合した。

“竹取物語”から着想した店舗

その象徴が、店舗デザインの着想源の一つとなった「竹取物語」だ。「『竹取物語』は月や宇宙につながるSF的な物語でもある。われわれが大切にしている近未来感と、和の要素を掛け合わせたらどうなるかを考えた」と林本部長。店内には竹の節をイメージした什器や柱を配置し、ブラックを基調にガラスや光を組み合わせた。

さらに、エントランスで強烈な存在感を放つのが、特注で製作した直径約2mの巨大な和太鼓だ。ブランドが掲げるメッセージ「さあ、やろうか。」とリンクさせた。林本部長は「『さあ、やろうか。』は、何かに挑戦するときの“よーいドン”の号砲のようなイメージ。何かへの挑戦を始めるときに、心の中で響くメッセージとして発信している。海外の方々に『クロノス』を知っていただくきっかけや、来店する動機になれば」と期待する。

「健康になるためのウエア」で挑戦を後押し

「クロノス」が掲げるもう一つの軸が、挑戦する人を応援することだ。運営会社のワールドフィットは、パーソナルジムをはじめ、ボクササイズやピラティスなど健康を軸に事業を展開しており、「クロノス」もその一翼を担う。

林本部長は、「健康には、悪くなったものを治すことと、そもそも病気にならない体を作ることの2つがある。われわれは圧倒的に後者。トレーニングやランニングなど、人々が健康になるためのウエアを提供することが、挑戦する人への後押しになる」と話す。今後は店舗をランニングイベントの起点にするなど、健康にまつわるコミュニティー作りも構想しているという。

心斎橋店ではオープンを記念し、ブラック×レッドのジップフーディー(2万900円)やスエット(1万4850円)、スキニーパンツ(1万8700円)、ホワイトを基調としたブルゾン(1万8700円)とロングパンツ(1万8700円)などの限定商品も用意。ウィメンズではレッドとブラックのロングスリーブ(9900円)を展開する。

市原隼人、黒木メイサらが語る“挑戦”

グランドオープンに先駆けて行われたイベントには、市原隼人、黒木メイサ、鈴木伸之、佐田真由美らが来場。ブランドが掲げる“挑戦”についてそれぞれがコメントした。

市原は「何かに挑戦することによって、自分を発見するきっかけになる。そして、挑戦というものは単なる通過点の一つだと思っている」とコメント。「自分の理想や夢、求める環境に近づくために、これからもいろいろなものに挑戦していきたい」と続けた。

黒木は「挑戦することは、進化することなのかな」と話す。「環境を変えたり、新しいことを始めたりするには勇気がいる。年齢を重ねるほど難しくなると思うけれど、そこで止まってしまうと人生がもったいない」と語り、自身も新たに水泳に挑戦したいという。

鈴木は俳優として「毎回出会う役は初めてというか、今までにない仕事。芝居をさらに追求する挑戦をしたい」とコメント。自身にとって挑戦とは「生きがい」といい、「挑戦することで見えてくるものや、新しい出会いもある。人生そのもののような気がしている」と語った。

佐田は「挑戦は細胞の活性化だと思っている。挑戦している人はみんな若々しいし、エネルギッシュ」と表現。現在は新たな挑戦に向けて学校に通っていることも明かし、「毎日が新しいことだらけですごく充実している。学ぶことは、新たな世界を堪能すること」と話した。

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