ナチュラルコスメブランド「バーツビーズ(BURT'S BEES)」が、8月31日付で日本市場から撤退する。国内正規代理店を務めている大山は、同日をもって販売契約期間の満了を迎え、取り扱いを終了する。
「バーツビーズ」は1984年、米メイン州で誕生。"地球に優しく、人に優しい"を信条に、天然由来成分を配合したコスメを販売してきた。ラインアップはスキンケアからボディ、ヘアケアまで豊富に揃え、世界では3万店舗以上で展開している。
日本では2009年、ビーズインターナショナルが正規代理店として取り扱いを開始。11年からは大山が国内正規代理店を務め、バラエティショップや化粧品専門店を中心に3000店舗で展開していた。
6年前から「バーツビーズ」を取り扱ってきたコスメキッチンの担当者は、「今回の撤退のニュースは驚いた。ここ数年は『ティンテッドリップバーム』が売れ筋製品となり、安定した売り上げを確保していた」と語る。コスメキッチンでの取り扱い終了日は現時点では未定だが、8月末〜9月末を予定している。