ファッション

ZOZO、コーデアプリ「WEAR」に「似合う」搭載 1400万投稿からマッチング

ZOZOは、コーディネートアプリ「WEAR」を大幅にリニューアルする。2023年から開発を行ってきた「似合う解明AI」を活用し、ファッションの「好み」を診断できたり、バーチャルメイク機能も搭載する。ZOZOは24年1-3月期に、年間購入者数が17四半期振りに減少に転じるなど、これまでの高成長にやや鈍化の兆しが出始めている。「WEAR」を通して購買前段階のユーザーの体験価値を高め、より上流かつ幅広い層の取り込みを狙う。澤田宏太郎社長兼CEOは「『似合うラボ』を通じて、『似合う』の解明にかなりの手応えを得た。『WEAR』に搭載し、さらに精度を高め、なるべく早い段階での『ゾゾタウン』にも搭載する」という。

ZOZOは「似合う」の解明のため、23年2月から東京・表参道でデータ分析とスタイリストを組み合わせて似合うスタイリングを提案するリアル拠点「似合うラボ」を運営しており、これまで11万人の応募があり、約1000人が訪れたという。このデータの分析することで、似合うの構成要素には、「(ファッションの)ジャンル」「味付け」「与えたい印象」「体型の悩み」という4大要素があるという結論に至ったという。澤田社長は「ラボの運営を通じてわかってきたのは、似合うを見つけるための最短ルートは自分でははっきりわからない思いやニーズを掘り起こし、可視化すること。この4つの構成要素を、人に応じて重視する度合いに振り分けることで似合うが見えてきた」という。

「似合うラボ」の1000人の体験者の行動データを分析すると、体験後の30日間で「ゾゾタウン」への訪問頻度は1.5倍に、購入金額は2倍にまで引き上がった。「広告に換算すると、とてつもない手応えだった」(澤田社長)という。

リニューアルしたWEARでは、こうした検証結果をベースに、ファッションジャンルを大きく12分類し、ユーザーが「WEAR」の既存のコーディネート投稿から好みの画像を5〜40枚選ぶことで、2〜3ジャンルでユーザーの好みを数値化・言語化して提案する。今後は、「似合う解明AI」の精度をさらに高めていく考え。

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