ファッション

「マーク BY マーク ジェイコブス」2015年春夏NY 構築的なシルエットでアートを知的に遊ぶ

 クリエイティブ・ディレクターのケイティ・ヒリヤーとデザイン・ディレクターのルエラ・バートリーによる2シーズン目の「マーク BY マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)」は、彼女たちのルーツである英国のレイブ音楽に合わせて、モデルたちが勢いよく歩いていく。グイド・パラウによるパンクなヘアスタイルが、さらに個性的な強さを引き出している。

 Tシャツとブラトップをひとつに融合したようなトップスや “NEW WORLD SYSTEM”と書かれたコットンのシャツドレスに、PVC素材の構築的なドット柄ケープやスカート、ラバー素材のストッキングやブーツを合わせるといった、天然と人工素材のコントラストがユニーク。バックステージでのインタビューでバートリーは、「今シーズンのテーマは、”ハードコア イデアリズム“。ロサンゼルスの『フェラス ギャラリー』に行き、そこで観た絵画やアーキテクチャーに影響を受けた。“NEW WORLD SYSTEM”もそのひとつ」とコメント。異素材をランダムに組み合わせたアシンメトリーなデザインがアートのようでもあり、パンクのようでもあり、ストリートのようでもある。彼女たちのカルチャーが凝縮されたコレクションだ。

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12月4日発売の「WWDJAPAN」は、スノースポーツ市場特集です。暖冬予報は出ていますが、各地のスキー場から続々とオープンのニュースが届く季節になりました。コロナが落ち着き、雪を求めて日本にやってくる海外観光客が今冬は激増しそうです。また、コロナ禍以降のアウトドア意識の高まりで、スキーやスノーボードを再開したり、新しく始めたりする国内客も増加。自然をより濃密に体験する手段として、バックカントリー…

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