ファッション
連載 販売員特集2022

リステアのスゴ腕販売員は20〜70代、大女優も守備範囲 でも「1日3組が限界」

有料会員限定記事

 エッジーなファッショニスタから近隣在住の富裕層まで、「リステア」の守備範囲は広い。その中でも武田大司ショップスタイリストは、「20〜70代まで、体を鍛えてウィメンズを買う男性から大女優まで、大勢に信頼されている」(柴田麻衣子クリエイティブ・ディレクター)という。接客の方法論を確立しているわけではない。正直、自分なりのセオリーや方程式もなさそうだ。それでも顧客から圧倒的な信頼を勝ち得る理由は?(この記事は「WWDJAPAN」2022年11月7日号販売員特集からの抜粋です)

 特に10組程度の顧客とは家族同然の付き合いで、「接客の合間にランチやディナーをご一緒したり、ご家族のイベントに参加させていただいたり。休日には、お子さんのお迎えに行くことも(笑)」という。子どものお迎えも、全く苦にならないどころか「純粋に嬉しくて楽しい」。ただ顧客の接客には2〜3時間かかることも多く、「1日に3組が限界」という。とはいえ、その数時間には「お客さまと(隣接する)ザ・リッツ・カールトンで天ぷらを食べていたり、ウーバーイーツの私たちとは大違い。帰り際には、東京ミッドタウンにあるショップまでご一緒して、その店でのお買い物まで手伝っている。ショップからリステアにお金をいただきたいくらい(笑)」(前述の柴田ディレクター)こともあるそうだ。

この続きを読むには…
残り850⽂字, 画像1枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。