ファッション

クリスチャン・ルブタンの展覧会が開催 2020年フランス国立移民史博物館で

 シューズデザイナー、クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)の作品とクリエイティビティーに焦点を当てた展覧会が、2020年2月25日から7月28日までフランス国立移民史博物館で開催される。キュレーターを務めたのは19世紀の装飾芸術のスペシャリスト、オリヴィエ・ギャべ(Olivier Gabet)だ。

 同展ではクリスチャン・ルブタンのインスピレーション源や創造の過程を明らかにし、デザイナー自身のパーソナルコレクションやコレクションの中から選ばれた特に貴重な作品を通して、彼のビジョンを紹介する。展示されるシューズには、これまで未公開だった作品も含まれる。

 また、ルブタンが尊敬する職人たちのクラフツマンシップを紹介するコーナーでは、パリの工房メゾン・デュ・ヴィトライユが手掛けたステンドグラスのパネル、セビーリャ製の銀のかご、ブータン製のキャバレーの彫刻などを展示する。ルブタンにとって大切な存在であるアーティストたちとのコラボレーションの数々も初披露される予定だ。登場するアーティストは、映画監督兼写真家のデヴィッド・リンチ(David Lynch)、 ニュージーランド人マルチメディアアーティストのリサ・レイハナ(Lisa Reihana)、イギリス人デザイナーデュオのウィテカー・マレム(Whitaker Malem)、スペイン人振付師のブランカ・リー(Blanca Li)、パキスタン人アーティストのイムラン・クレシ(Imran Qureshi)。

 国立移民史博物館ではコンテンポラリーなクリエーションに焦点を当てた新しいイベントプログラムを同展に合わせて実施する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。