ファッション

「モンクレール」が4つの名作を再解釈 “カラコルム”や“ヒマラヤ”を現代的にアップデート

「モンクレール(MONCLER)」は10月15日、アーカイブピースにオマージュを捧げるコレクション“モンクレール リアイコンズ”を発売する。「モンクレール」店舗や主要セレクトショップ、公式ECサイトで取り扱う。これに先駆け、14日から東京の伊勢丹新宿本店で開催するポップアップストアで先行発売し、同店限定カラーも展開する。

本コレクションでは、ブランドの歴史を象徴する4つのスタイルをひもとき、現代的に再構築する。伝説的な登山家で、ブランド初期のコラボレーターでもあったリオネル・テレイ(Lionel Terray)を捉えた写真をはじめ、山とのつながりや遠征の歴史を伝えるアーカイブ写真、初期のプロダクトを紹介する映像などを通して、今秋冬シーズンのテーマ“パイオニア イン モンクレール ウィズ エクストラオーディナリー ドリームス(壮大な夢を抱く、モンクレールのパイオニアたち)”の世界観を描く。

4つの名作アーカイブを新世代に向けて再解釈

今回は、“カラコルム”“ヴェローネ”“ヒマラヤ”“ティブ”の4つのアイコニックなモデルを現代的にアップデートする。ジャケットには洗練されたカマイユ技法を採用し、同系色の異なるトーンを重ねることで、深みのある表情に仕上げた。裏身頃には、1909年6月にヴィットリオ・セッラ(Vittorio Sella)が撮影したK2の写真をラベルとしてあしらい、「モンクレール」の山岳ヘリテージを表現。ポケットに配した新たなアイコノグラフィーやメタルロゴは、ビンテージのスーベニアのピンバッジに着想を得た。

また、今シーズンの“モンクレール リアイコンズ”では、アウターウエアの枠を超え、同コレクション初となるフルルックを提案する。ウインドブレーカーやTシャツ(7万9200円)、パンツ、スカートをはじめ、ビーニやバラクラバ、シルクツイルのスカーフ(7万400円)、ビンテージの登山用ゴーグルに着想したチタンとレザーを組み合わせたサングラスなどをそろえる。

“ダウン カラコルム”(50万7100〜51万8100円)

1954年、世界で2番目に高い山K2の初登頂を成し遂げたイタリア遠征隊のアキレ・コンパニョーニ(Achille Compagnoni)とリノ・ラチェデリ(Lino Lacedelli)のために制作された“カラコルムジャケット”。オリジナルはダウンを詰めたローコットンで仕立てたエクスペディションパーカで、今回のモデルでは光沢感のある10デニールのマイクロリップストップ素材を採用した。

フロントのダブルスナップボタン、取り外し可能なフード、調整可能なドローストリング、バックパックのように背負って持ち運べるインナーショルダーストラップなど、象徴的なディテールを継承した。刷新したロゴを配した大きな胸ポケットも備える。メンズはブラック、レッド、ペトロールブルー、ウィメンズはブラックとパープルのカラーで展開する。

“ダウン ヴェローネ”(49万5000〜54万100円)

1980年代、ミラノのカフェやファッションシーンを席巻したユースカルチャー“パニナリ”のシンボルとなった“ヴェローネジャケット”は、アウターウエアを都会のユニホームとして昇華させ、山のスピリットをミラノのストリートに持ち込んだ。

今回は、リラックスフィットのシルエットと軽量なマットマイクロコットンで現代的に再解釈した。収納式のフードや、ボタン留めのストームプラケットを備えたジップクロージャーなど、機能的なディテールが特徴だ。ウィメンズはパステルピンク、ライラック、ブラック、メンズはネイビー、グレー、ブラックを展開する。

“ダウン ヒマラヤ”(47万3000円)

2009年に誕生した “ヒマラヤショ―トダウンジャケット”は、のちにブランドを代表する “モンクレール マヤ”へと進化したモデルだ。デザインの着想源は、「モンクレール」が装備を提供したフランス人探検家のリオネル・テレイによる1950年代のヒマラヤ・マカルー峰への遠征に由来している。

今回のヒマラヤは、柔らかくマットな質感のコットンナイロン素材を採用し、リラックスフィットにアップデートした。ドローストリング付きフードや袖のアイコニックなロゴパッチポケットなど、オリジナルのディテールを継承する。メンズはオフホワイト、ブラウン、ネイビー、ブラック、ウィメンズはオフホワイト、ブラウン、パステルピンク、ネイビー、ブラックのカラーで展開する。

“ダウンベスト ティブ”(31万4700円)

1980年代に誕生した“ティブベスト”は、象徴的なディテールを受け継ぎながらオーバーサイズのジレとして再解釈した。片面にリサイクル素材のマットなロングセゾン、もう片面にはウールギャバジンを使用したリバーシブル仕様で仕立てる。

ブランドを象徴する“ボーダンキルティング”をはじめ、クラシカルな丸型の引き手をあしらったダブジップ、胸元のメタリックロゴなどを取り入れた。メンズはブラック、グレー、ホワイト、キャラメル、ウィメンズはホワイト、ペールピンク、キャラメル、ブラックのカラーで展開する。

“リアイコンズ”の世界観を伝えるコンテンツも用意

コレクションの世界観を伝えるスペシャルブック“アルパイン・ダイアリー”も制作した。1950年代の架空の探検家の日記という形式で、手書きの日記や歴史的な登頂のモノクロアーカイブ写真、“モンクレール リアイコンズ 2026”のカラー写真を織り交ぜ、ブランドのパイオニア精神と山岳のヘリテージをたどる。

ブランド初の長編映画とコラボした作品「ビアンコ」

さらに、ブランド初となる長編映画とのコラボレーション作品「Bianco(ビアンコ)」も制作する。ダニエレ・ヴィカリが監督を務め、登山家ウォルター・ボナッティ役をアレッサンドロ・ボルギが演じる。劇中では、1954年のK2遠征のために誕生した“カラコルムジャケット”を再現。2027年にイタリアで劇場公開を予定している。

ポップアップ概要

会期:10月14〜20日
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
営業時間:10:00〜20:00
>「モンクレール」公式サイト

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