※カバーは電子版には付属いたしません。ご了承ください。
「WWDJAPAN」7月27日発売号は、2027年春夏メンズ・コレクション特集Vol.2です。速報のVol.1に続き、今号ではシーズン全体を俯瞰したトレンド分析をお届けします。
記録的な熱波に見舞われた今季のメンズ・ファッション・ウイークは、価値観をアップデートする2つの意味での「解放」がキーワードになりました。1つは、堅苦しいイメージも強い伝統的なテーラードスタイルからの解放。もう1つは、「男はこうあるべき」という固定観念からの解放です。「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」や「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」に象徴される、繊細さや脆さを併せ持つしなやかなマスキュリニティー(男性性)の表現を起点に、メンズファッションの現在地を総括します。
トレンド解説では、「軽やかにまとうエレガンス」「固定観念に縛られない、しなやかな男性性」など4つのキーワードでシーズンを分析。続いて、ソフトなテーラリングからスケートボードシューズまでの注目アイテム、シアーやリネンといった素材、フェード&シャーベットカラーなどの色柄・ディテールまで、豊富なルック写真で網羅します。恒例の「バイヤー正直採点」も収録。阪急メンズ大阪/東京、ユナイテッドアローズ、リステア、アマノジャクなど国内外の敏腕バイヤー6人が、6つのトレンド予想を「売れるかどうか」の目線で10点満点でジャッジしました。あわせて、バーグドルフ・グッドマン(BERGDORF GOODMAN)やハロッズ(HARRODS)、ギャラリー・ラファイエット(GALERIES LAFAYETTE)などによるパリ・メンズのバイヤー評もお届け。「猛暑が変えるトレンド」と日本ブランドの躍進を、売り場のプロの視点から読み解きます。
新クチュリエが出揃った2026-27年秋冬オートクチュール
さらに第二特集として、2026-27年秋冬オートクチュールもリポート。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)と「フェンディ(FENDI)」のマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)がデビューを飾り、メジャーブランドの新体制が出揃いました。両デザイナーへのインタビューから、クチュールによるラグジュアリー再活性化への期待を探ります。
また、元「マルニ(MARNI)」のクリエイティブ・ディレクターで、今年「ジーユー」の同職に就任したフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)のインタビューも掲載。初となる2026-27年秋冬コレクションの発売を前に、ラグジュアリーの第一線からマスマーケットへ転身した決断の背景と、6つのコンセプトによる商品刷新に迫ります。
さらに今号から、「#FR2」などを手掛けた石川涼RID社長の新連載「ガレージおれ」がスタート。第1回は自身の愛車、1970年式「フォード・マスタング・ボス302」を取り上げます。
(COVER CREDIT)
BRAND : DRIES VAN NOTEN
PHOTO : GORUNWAY
ART DIRECTION & DESIGN : SUGURU NAGAHASHI
COVER REELS DESIGN:CHIGE(GWISUB JUNG)
世界のビューティ企業 売上高ランキング TOP100 2025年版
別冊付録「WWDBEAUTY」は、毎年恒例の「世界のビューティ企業 売上高ランキング TOP100」2025年版を特集します。世界100社の最新ランキングをはじめ、各社の業績や経営戦略を分析し、世界のビューティ市場の現在地と今後の成長の方向性を読み解きます。
25年は、中国市場の低迷やマス市場の伸び悩み、フレグランス市場の減速などを背景に、多くの企業が苦戦する一方で、Kビューティや皮膚科学を軸としたスキンケアの広がり、企業再編などが市場構造の変化を加速させました。ランキングでは、「メディキューブ(MEDICUBE)」を展開する韓国APRが前期比218.2%増でトップ100社中最高の成長率を記録したほか、中国のジャイアント・バイオジーン・ホールディング(巨子生物控股)や「アヌア(ANUA)」で知られる韓国のザ・ファウンダーズ(THE FOUNDERS)が新たにランクインするなど、市場の勢力図が塗り替えられています。
紙面では、ランキング掲載100社の最新動向を紹介するほか「変革」「Kビューティ」「スキンケア」をテーマにしたコラムを収録。ロレアル(L’OREAL)によるケリング ビューティ買収やエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)、資生堂、ユニリーバ(UNILEVER)などで進む構造改革、Kビューティ第2波が世界市場にもたらした変化、そしてスキンケア市場の勢力図の変化を多角的に分析します。
このほか、営業利益率ランキングや株価騰落率ランキング、研究開発投資ランキングなども掲載。売上高だけでは見えない各社の競争力や投資戦略をデータで比較し、世界のビューティ企業が次の成長へ向けて描く戦略を総覧します。
(COVER CREDIT)
PHOTO : JANGSAENG KOH
ART DIRECTION & DESIGN : JIRO FUKUDA