ファッション

瀬戸あゆみの「エイミー・インザ・バッティーガール」初の秋冬は70〜80年代のUKパンク

 アソビシステムの第一弾ファッションブランドとして、今年春にスタートした青文字系雑誌モデル、瀬戸あゆみによる「エイミー・インザ・バッティーガール(AYMMY IN THE BATTY GIRLS)」が、初めての秋冬展示会を行なった。2014-15年秋冬のテーマは、1970〜80年代のUKパンクシーンに着想した「ミッドナイト・ルード・パーティ」。ブランドのアイコンガールである、高校生のエイミーが好きな音楽の要素を落とし込んだ。商品は、ポップでキッチュなモチーフを使ったスウェットプルオーバーやボーイッシュなフットボールTシャツ、ハート型のポケットをつけたレザーのジャンパースカートなどが揃う。アウターは、ナイロンのコーチジャケットやチェック柄のロングガウン、キルティングを内側に配したスタジャン、リバーシブルのブルゾンなど、トレンドのチェック柄やシーズンカラーの淡いサックスブルーやピンクをポイントに差す。また、シーズンモチーフのネオンサインを散りばめた柄は、ジャケットやスカート、トートバッグ、バックパックなどに配した。

 デザイナーの瀬戸は、「今シーズンは私の好きな70〜80年代のUKパンクをテーマにした。当時の洋書を見ながら、ミュージックシーンで着られていた服を見て、高校生のエイミーが好むストリートウエアに落とし込んだ。今日着ているワンピースは、トレンドのチェック柄を全面に使い、黒いべロアのトリミングをポイントにした。柄がお揃いのベレー帽と合わせて着るのがおススメ」と話す。エイミーは17歳。放課後は、ダイナー(カジュアルレストラン)でアルバイトしながら、スケボーやバンド活動を楽しむ女の子だ。好きなミュージシャンは、ラモーンズやダムド、ザ・クラッシュ、セックス・ピストルズなど。遊びや好みの音楽は、兄からの影響が大きいという。

 「エイミー・インザ・バッティーガール」は、自社のウェブサイトと「ゾゾタウン」のECのみで販売中。秋は、ポップアップストア出店を視野に入れている。

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