
「アミ パリス(AMI PARIS)」の2022-23年秋冬コレクションが8月から順次発売する。ギンザ シックス店や渋谷パルコ店など全国7店舗で扱う。ここでは発売に先立ち、デザイナーが同コレクションに込めた思いや、鍵となるスタイルを紹介する。
日常を彩るコレクション
アレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)創設者兼クリエイティブ・ディレクターが「“生きる喜び”を表現した」と語る同コレクションは、パリのメトロ(地下鉄)を行き交う人々のスタイルが着想源。鮮やかなカラーパレットと1970年代を彷彿とさせるブルジョワスタイル、リッチな質感の素材・テキスタイルが、パンデミックを経て前を向くパリジャンのマインドと、自由奔放な個性をエレガントに表現する。
パリのマインドを表現する
3つのキースタイル
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1:プレイフルカラー
グレーやブラック、ベージュなどのベーシックなカラーを土台に、フューシャピンク、グリーン、オレンジ、パープルといった鮮やかな色を加えていく。秋冬の装いを大胆なカラーで彩り、“生きる喜び”を表現した。シューズやストールだけでなく、コートやセットアップも色を豊富にそろえる。主役となるアイテムでカラーを大胆に取り入れたい。
2:ブルジョワシック
ハイセンスな富裕階級風のスタイル。軸となるのはツイードのコートとセットアップで、オーバーサイズからボディコンシャスなものまでシルエットが豊富にそろう。メンズはそこにミニマルなブラックアイテムを合わせて、ウィメンズはモノクロのポルカドットやハート柄、シアー感のあるデヴォレ ベルベットなど、モダンな色・柄で遊び心を加える。
3:ラグジュアリーテキスタイル
デニムやケーブルニットなど、カジュアルなアイテムも豊富なコレクションだからこそ、高級感あふれるテキスタイルが際立つ。ロングストールには毛足の長いフェイクファーを贅沢に使い、シアリングジャケットやパフジャケットにはしなやかなラムレザーを採用した。クラシカルなチェスターコートにはボアのような温かみのある表情のウールを使った。
シックに格上げする
豊富なレザーアクセサリー
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アクセサリーは、ミニマルなデザインにシボ革の質感とダブルチェーン、“アミ ドゥ クール(Ami de Coeur)”のクラスプが映える新作バッグ“レ ヴーレ・ヴー(Le Voulez-Vous)”が登場。直方体のシェイプが特徴の定番バッグ“ケース(Case)”は、ブラックレザーとレオパードを組み合わせた新色を用意し、レザーシューズにもヘビ柄を取り入れた。ほかにも、パテントのピンヒールやしなやかなレザーのグローブなど、革小物が充実する。
詳細は以下の問い合わせ先まで。
アミ パリス ジャパン
03-3470-0505