ファッション

「ダヴメン+ケア」が男性の育児参画を推進する“イクメン”意見交換会を開催

 ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングが展開するメンズビューティブランド「ダヴメン+ケア(DOVE MEN + CARE)」は27日、男性の育児休暇に関する意見交換会を実施した。同ブランドは昨年10月から“仕事だけでなく自分や家族、周囲の人をケアする男性”を応援するという思いのもと、男性の育児参画の推進活動を行なっている。

 ユニリーバ・ジャパン・ホールディングスの島田由香人事総務本部長をディストリビューターに、男性の育休取得を推進するパナソニックの三島茂樹コーポレート戦略本部人材戦略部部長、サイボウズの中根弓佳事業支援本部長、NPO法人ファザーリング・ジャパンの安藤哲也代表理事を迎えたパネルディスカッションでは、各社の取り組みや男性育休の拡大に関する課題が議論された。

 父親支援事業を行うファザーリング・ジャパンの安藤代表理事は、育休を取得したくてもできない理由として「上司・同僚に理解がない、昇進や昇給への悪影響、仕事から離れると同僚と差がつくといった理由をあげる人が多い。また、経営者は男性育休をリスクと捉える傾向もある」と指摘する。サイボウズは育休だけでなく目的を問わず自由な働き方を認める“ウルトラワーク”制度の導入、またパナソニックは男性育休の取得者の増加や役職クラスに理解が広まっていることを事例として紹介した。

 また、ユニリーバは4月1日から導入する新人事制度を発表。これまで2週間認められていた有給育児休暇を3週間に拡大。半日休業など、変則的な取得も認める。また出産直後だけでなく全社員に年間3日の家族休暇を付与。家族と過ごす時間の拡大に役立ててもらう狙いだ。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“個”が主役の百貨店特集2024【WWDJAPAN BEAUTY付録:2023年度世界のビューティ企業TOP100】

7月22日号の「WWDJAPAN」は百貨店特集。 個人の価値観が多様化し、コロナを経てオンライン消費がますます浸透しました。百貨店という業態の存在意義すら問われる中、それでも人が集まる店の条件とは何か。決め手は、品ぞろえでも立地でもなく、情熱と個性を持った“人”の存在。百貨店が元々持っていた強みに光を当てたり、その枠を超えて新分野を開拓したりと、編集力やアイデアを駆使して売り場を面白くしようとする…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。