ファッション

「アディダス」が“ウルトラブースト”を一新 “全てのランナーのために最高の一足を”

 ランニングシューズのカテゴリーながらも、その機能性はもちろんのこと、タウンユースでも履くことができるデザイン性の高さから、ランナーだけにとどまらない人気を見せる「アディダス(ADIDAS)」の“ブースト(BOOST)”シリーズ。そのシリーズ最新作にあたるのが、“ウルトラブースト 19”だ。

STORY

 “全てのランナーのために最高の一足を提供する”という純粋かつアツい思いをもとに開発がスタートした“ウルトラブースト 19”は、世界各地の4000人を超えるランナーの意見をフィードバック。シューズの構造自体を見直すことから始まり、その結果、17つだったパーツを4つの革新的なパーツにまでシンプル化させることに成功し、従来までのモデルと比べ10%の軽量化を実現した。

 アッパー全体を覆う“プライムニット 360”は、シームレスウーブンを使用することでソックスのような伸縮性に優れ、足全体を包み込む程よいフィット感を実現。縫いしろもなく、十人十色の足の形にも対応することができる。しかし、“プライムニット 360”だけでアッパーを構成してしまうと、どうしてもホールド感が緩くなってしまうが、それを補うのが“3D ヒールフレーム”だ。強固なプラスチック素材を使用することで、ランニング時に欠かせないホールド感を提供。またホールドと同時に、アキレス腱のサポートも担う。“トルションスプリング”は、いわゆるバネのような働きを持ち、従来のモデルよりも長くすることで、つま先からかかとまで足裏全体をサポートし、着地のたびに重心移動による推進力を生み出す。ミッドソールに埋め込まれているため、実際に目で見ることはできないが、文字通り陰でランナーを支える存在だ。“オプティマイズド ブースト フォーム”は、初代モデルよりクッション性と衝撃吸収性に優れた独自素材“ブーストフォーム”を20%増量することで反発力とクッション性を向上させ、“トルションスプリング”と共に自然に脚を前へと運ぶ。しかし、全体の重量は10%の軽量化に成功。「アディダス」の技術力の結晶だ。

 ターゲットは、走ること自体を楽しむランニング初級者から中級者まで。サイズはユニセックスで、22.0~29.5cmの展開。価格は2万2000円で、すでにウェブでは販売が開始されており、2月21日から、アディダス オンラインショップやアディダス ブランドコアストアなどで取り扱われる。

STYLING

 蛍光色などの奇抜なカラーや、白一色といった単色が多いのがランニングシューズ。しかし、ランニング中でもおしゃれを楽しむことができるのも“ウルトラブースト 19”の特徴の1つだ。くるぶし丈のソックスで“ウルトラブースト 19”を主役にしてもよし、スポーツタイツに合わせてクールさを演出させてもよし、ソックスにパンツをinして90年代風のスタイルにしてもよしと、自分のスタイルを見つけ出す楽しさもある。

MOVIE

 発売に合わせ、“ウルトラブースト 19”を生み出した開発チームへのインタビュー映像も公開。サム・ハンディ(Sam Handy)=アディダス ランニング デザイン部門バイスプレジデントは、「“Co-Creation(共創)”は創業者のアディ・ダスラー(Adi Dassler)自らが実践していた創業当初からアディダスの核となる考え方。“ウルトラブースト 19”は、“Co-Creation”を通じてランニングを進化させたいと熱望する優勝なデザイナーとデベロッパーとエンジニアを結集し、世界一と誇れるエキスパートなチームと共に作り上げた」と振り返り、スティーブン・ドブソン(Stephen Dobson)=アディダス ランニング デザイン・ディレクターも「(“ウルトラブースト”が誕生した)2015年には作りえなかったシューズで、今作ることのできる最高のランニングシューズとして“ウルトラブースト 19”が完成した」と自身を覗かせている。

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