ビューティ

高橋アランが体感 「バウム」が取り組む樹木の循環

6月でブランド誕生5周年を迎えた「バウム(BAUM)」は、“樹木との共生”をテーマに掲げるスキン&マインドケアブランドだ。“樹木の恵みを受け取るだけでなく、自然に還していく”というブランドの哲学に基づき、2021年から「BAUM オークの森」(岩手県盛岡市)でオーク(ナラ)の苗木の植樹活動を、昨年からは愛媛県新居浜市に位置する「BAUM ひのきの森」でもひのきの植樹活動を開始。2年目を迎えたこの活動に、モデルの高橋アラン氏が参加した。

「バウム」のパッケージには、木製家具の老舗メーカーであるカリモク家具との協業により家具の製作過程で発生する端材をアップサイクルした木製パーツが使用されている。そのブランド哲学や温かみがありながらもスタイリッシュなたたずまいは、年代・ジェンダーを超えて支持されている。昨年春には、“ハイドロ エッセンスローション n”やスキンオイル“モイスチャライジング オイル n”などの主要スキンケア成分をリニューアル。ひのきの貯水力と、外的ダメージへの防御力に着目し、四国地方の豊かな森で育てたひのきから抽出された樹木由来成分「ひのき水*」を採用した。中味成分においても循環の輪を生み出すことを掲げ、「BAUM ひのきの森」での植樹を行っている。

循環の輪には店舗で育てた苗木も

「バウム」の店頭には苗木を育てる一角がある。その苗は、住友林業の苗木生産施設・本山樹木育苗センター(高知県長岡郡)へ送られ、植樹に適した大きさの苗木になるまで大切に育てられる。種まきから出荷までの期間は、ひのきで約1.5〜2年ほどだという。
アラン氏は、苗木作り(移植)と苗木のコンテナ苗への植え替えを体験した。「こんなに小さなベビーちゃん(幼苗)が大きくなるんですね」と目を輝かせる。「森になるのはきっと80年、100年と先のこと。けれど、生きたものを『いただきます』と手に取るような感謝の気持ちであふれますね」。

トップス 7150円、ジャケット2万2000円、キャップ4180円/以上、サロモン(サロモンコールセンター03-6825-2134)、ネックレス5万8300円、(右手人差し指)天然石リング4万1800円/以上、マリハ(マリハ 03-6459-2572)、その他スタイリスト私物

企業と地域で紡ぐ未来の森

「BAUM ひのきの森」で行われた2回目の植樹式。愛媛県新居浜市、住友林業、資生堂の3社が協定を結び、2.1haの敷地で植樹活動を行っている。ただ植えるだけでなく、下草刈りや獣害よけのネットの設置など丁寧な管理のもと、健やかな森づくりを目指している。植樹には「バウム」ブランドチームのほか、店舗スタッフも参加し、約600本のひのきの苗木を植えた。

トップス1万1000円、キャップ4180円/以上、サロモン(サロモンコールセンター03-6825-2134)、ネックレス5万8300円、ハートチャーム4万700円、(右手人差し指)天然石リング4万1800円/以上、マリハ(マリハ 03-6459-2572)、その他スタイリスト私物
標高約800m、急傾斜の敷地を進みながら笑顔でひのきの苗木を植えるアラン氏。「種から苗になるまで大切に育てる人がいて、『バウム』の店舗でもその苗を育て、さらに育った苗をこうして植えて、森を広げていく──。僕が体験したのは製品になるまでのほんの一部だけれど、その過程に触れることができて、自然と僕たち人間とのつながりを感じ、学ぶことができました」。

樹木との共生で次世代へつなぐ

高橋アラン/モデル
PROFILE:イタリア&ブラジル人の父と 日本人の母のもとに生まれ日本で育つ。天真爛漫な性格の持ち主で、カポエイラやサンバ、トゥアークなどブラジルカルチャーにも精通する。NETFLIX - THE BOYFRIEND -出演後、日本国内のみならず世界中からの反響に応えていくべく、表現者・発信者として日々活動する。音声配信プラットフォーム「Artistspoken(アーティストスポークン)」にて、ポッドキャスト番組「高橋アランのBONCHACHA」を配信中
鮮やかな緑がまぶしい新緑の森を歩きながら、今回の見学や植樹体験を振り返るアラン氏。「苗を育てること、製品にすること、そして植樹。全てがつながっていて、その取り組みに自然へのリスペクトを感じました」と語る。「幼い頃、母とよく家庭菜園をした記憶があります。母とおしゃべりをしながら土に触れていた時間は僕にとって濃く、幸せな思い出です。自然には人と気持ちをつなげる力があるし、こうして森の中にいるだけでとても心地いい。樹木と共生することで、心も暮らしも豊かになることをあらためて実感しました」。
ローションをきっかけに「バウム」を愛用しているというアラン氏。「『バウム』を知ってから自然とのつながりを考えるだけではなく、自分自身の気持ちと向き合う時間が増えたように思います。『バウム』の製品はレフィルを買って、木製パーツをずっと使うことができますよね。経年による木の色味の変化が愛おしいですし、“育てていく”喜びがあります。日々の買い物でも、なるべくレフィルができるアイテムを選ぶようになりました」。

「バウム」の循環ストーリー

「バウム」はブランド立ち上げ当時から一貫して、“樹木は循環する資源の象徴”と考える。業界を超えて、思いに共感するプロフェッショナルと共に樹木を守り、森の循環への取り組みを続けている。「BAUMの森」での植樹活動もその一つだ。パッケージの木製パーツに端材を使用しているオークを育む「BAUM オークの森」と、主要スキンケアの中味成分「ひのき水*」の原料となるひのきが育つ「BAUM ひのきの森」。2つの森には、それぞれ毎年600本ずつ植樹を行っている。
店頭では春夏にオークを、秋冬にはひのきの苗を育てる。スタッフは年に2回の植樹活動にも参加。ブランドが掲げる“循環”を知識だけでなく実体験として理解し、その思いを自らの言葉で顧客に伝える──。川上から川下まで流れる情熱と姿勢で、さらなる循環の輪を広げていく。
*配合目的:保湿・肌保護
PHOTOS:KAZUSHI TOYOTA
STYLING:KOUKI IWASAKI(UNTLIM)

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