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「ディオール」のフレグランスで新木優子が選ぶ香りは? 22種の香りがそろう“ラ コレクシオン プリヴェ”が登場

「ディオール(DIOR)」は、香水とクチュールの対話から生まれたフレグランスコレクション“メゾン クリスチャン ディオール”を“ラ コレクシオン プリヴェ”(全22種、各50mL、各2万5300円/各100mL、各4万5100円/各200mL、各6万3140円)としてリニューアルした。同コレクションは、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が生涯で手掛けたシルエットになぞらえ、全22種の香りをラインアップする。リニューアルに際し、「ディオール」のアンバサダーを務める新木優子が、店頭で提供するスペシャルなカウンセリングを体験。新作の香り“ボア タリスマン”の魅力や、ファッションとフレグランスの関係性について語ってもらった。

受け継がれる美的コードを解釈

ディオールは生涯にわたり、自身をクチュリエかつパフューマー(デザイナー兼調香師)だと自負し、ドレスのファイナルタッチとして、ファッションとフレグランスを同時に発表した初めてのクチュリエだ。フランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)=ディオール パフューム クリエイション ディレクターは、そうしたディオールの情熱と自身の共通の感覚を探しながら、彼自身のインスピレーションに導かれ、メゾンの歴史や想像力、価値観、受け継がれる美的コードを現代に解釈。唯一無二の卓越した香りの世界を表現している。クルジャンにとって“ラ コレクシオン プリヴェ”は、「クチュールと香水を密接に結ぶユニークな世界」だと語る。

22種の香りはどれも、ディオールの創造的スピリットと結びついている。それは、建築的な美しさが宿るクチュール、庭園や花々への情熱、芸術や文化、食など人生の楽しみ、ディオールがショーの成功を祈ってドレスに縫い付けたスズラン、いつもポケットに忍ばせていたお守りなど多岐にわたる。こうしたメゾンにまつわるストーリーをひもとく個性豊かな22種の香りは、どれもオートクチュールドレスのように最高品質の原料で仕立てている。

フレグランスを彩るクチュールキャップが登場

リニューアルに伴い、メゾンの象徴的なプリントやデザインコードをまとったフレグランスキャップ“クチュール キャップ”(キャンバス、各7920円/レザー、各1万1660円)が登場する。“トワル ドゥ ジュイ”は、ディオールが1947年にデザインした、パリ・モンテーニュ通り30番地のブティックの壁を装飾した代表的なパターン。メゾン初のコレクションで登場した“ハウンドトゥース(千鳥格子)”や、ディオールのミューズだったミッツァ・ブリカール(Mitzah Bricard)がいつも手首に巻いていたスカーフのモチーフ“レオパード”のほか、“ディオール カナージュ”も登場する。定番の“ディオール オブリーク”や、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)=ウィメンズ・クリエイティブ・ディレクターによる“プラン ドゥ パリ”のプリントもコレクションに加わる。100mLと200mLのボトル、“エスプリ ドゥ パルファン”のボトルに合わせて選べる。

新木優子がフレグランスのカウンセリングを体験

ーーフレグランス スペシャリストから“ラ コレクシオン プリヴェ”のカウンセリングを受けた感想は?

新木優子(以下、新木):自分の中にあるものに加え、まだ知らなかった自分も引き出してもらえて面白かったです。提案の中には今までに挑戦してこなかった香りもあり、新しい香りを楽しみたいという気持ちが湧きました。22種もラインアップがあるから、数種類持って、そのときの気分に合わせて香りを選ぶのもすてきだと思いました。

ーーカウンセリングを経て、新作の香り“ボア タリスマン”を選んだ理由は?

新木:自然のウッドの温かみや、クセのあるスモーキーさ、木を燃やしたときに立ち上る芳醇なウッドの香り、木から出る自然な甘い香りが最近好きなんです。それらを表現している香りだと思いました。

ーー“ボア タリスマン”をつけていきたい場所やシチュエーションは?

新木:家のソファでくつろいでいる時間など、リラックスするときにつけたいですね。仕事では台本を覚えるシーンなど、肩の力を抜いてリラックスしながら仕事ができる環境に整えてくれる香りだと思います。

ーー“ラ コレクシオン プリヴェ”は、クチュリエ兼パフューマーとしてドレスとフレグランスの両方を手掛けたクリスチャン・ディオールに敬意をささげるフレグランスコレクションです。ファッション&ビューティーのジャパン アンバサダーを務める新木さんは、ファッションとフレグランスの関係性をどう捉えていますか?

新木:ファッションや香りは自分に自信や勇気を与えてくれると感じます。1人で舞台に立つときも、好きな洋服やすてきなジュエリー、香りを身にまとうことで、その力を実感します。また、アンバサダーとして「ディオール」の洋服を着られる特別な経験が自分の自信につながっていきます。その特別な経験や影響力は香りからも感じられ、自分を磨き、自分がやってきたことを確信し、自信を与えてくれるところが一番の共通点だと思いますね。

問い合わせ先
パルファン・クリスチャン・ディオール
03-3239-0618