ファッション

「ヌメロヴェントゥーノ」2014-15年秋冬ミラノ メンズライクなスタイルにたっぷりと装飾を施してガーリーに

 真っ暗なランウェイに、ビッグシルエットのチェスターフィールドコートを着たモデルが現れる。それと同時に照明が徐々に明るくなり、コート全面に施された細かいスパンコールがキラキラと輝きだす。浮き上がる柄はフラワーモチーフのようだ。続いて登場するのは、シャツとパンツのコーディネイトやシャツディテールのドレス、MA-1など。いずれもシルエットは大きめに、レースやフェザー、ファーやビジューといったフェミニンな素材を用いて、コントラストで遊ぶ。スカートは膝下丈がメインで、デラクアらしい、透ける素材のレイヤードスタイルも引き続き見られる。一見、既視感のあるアイデアながら、ひとつひとつのアイテムはアップデイトし魅力的に提案され、"着たい"と思わせるコレクションに仕上がっている。
 
 今シーズンは、ファーやフェザー、刺繍など素材のテクスチャーへのこだわりがこれまで以上に色濃く表現された。たとえば、変哲のないウールのコートの後ろ身頃全面にファーを施したり、ニードルパンチの手法で、ウールからファーのグラデーションを楽しんだり。ビジューは、足元のポインテッドシューズにも飾られた。さらにバックパックのベルトのディテールのみを採用した"背負う"アクセサリーをプラスするなど。これまで以上にラグジュアリーな素材を多用したコレクションからは、「ヌメロヴェントゥーノ(N°21)」の販路拡大の成功に加え、「ロシャス(Rochas)」のクリエイティブ・ディレクターに指名されるなど、ビジネス面での好調ぶりも覗かせた。

?

ヌメロヴェントゥーノ?2014-15年秋冬コレクション 全ルック

2014-15年秋冬ミラノ・コレクション関連記事

2014-15年秋冬ミラノ・コレクション スケジュール

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“非効率“が人を呼ぶ 次世代SCの新常識 10年ぶりの「SC特集 2026」

「WWDJAPAN」8月3&10日合併号は、10年ぶりのショッピングセンター(SC)特集です。2025年のSC総売上高は33兆1238億円と統計開始以来最高を記録した一方、新規開業は建築コスト高騰の影響で18SCにとどまり、こちらは統計開始以来の最少。淘汰と大型化が同時に進む中で、「選ばれる館」と「消える館」を分ける基準はどこにあるのか。特集のキーワードは「セレンディピティ・インフラ」。ネットやA…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。