ビューティ

「ビー」がサロン展開と海外事業を強化 現代人と地球環境を支える選択肢をより身近に

 国産オーガニックを軸に内外美容をサポートする「ビー(Be)」は、日々を生き生きと過ごす“アクティブワーカーとの共創”をコンセプトに2018年に誕生した。以来、国内各地の土壌が育むこだわりの原料で、スキンケア、ヘア&ボディーケア、インナーケアなどの自社製品を手掛ける。エコサートコスモス認証の取得や再生容器の採用など、サステナビリティを意識した取り組みの強化に加え、この春、ヘアサロン業界への展開と海外ブランドの導入をスタートした。

アースデイ東京に出展
サロン協力の下、新製品を使った
ヘアアレンジイベントを開催

 ヘアサロン業界への展開として5月23日、天然由来成分100%配合の “オーガニックヘアオイル”を一般発売した。東急プラザ銀座5階の旗艦店「ビーオーガニック」や公式EC、伊勢丹新宿本店「ビューティアポセカリー」、オンラインショップ「ミーコ」のほか、エシカルセレクトショップやサロンでの販売も強化する。
 ヘアサロン業界では、取り扱う製品の環境負荷に対する課題意識が高まっている。今回、スタイリングやヘアケア、頭皮ケアなど、さまざまな使い方ができるヘアオイルを起点に、サステナブルな選択肢を提案したいとの思いから本製品を打ち出した。
 稲垣大輔Be代表取締役は、同社の考えるサステナビリティについて「おのおのが当たり前に生活に取り入れるべきもので、自身の選択が未来につながっていることを特に若い世代に伝えたい」と語る。4月に出展した渋谷・ミヤシタパークの「アースデイ東京」では、ヘアサロン協力の下、同製品を扱ったヘアアレンジの実演を行い、若い世代が多く来場した。今後も「ビー」はサロン業界との連携の下、サステナビリティにつながる製品を提案する。

3認証取得のボディーケアブランド
「アースセンス」が日本初上陸

 自社ブランド「ビー」に加え、日本初上陸ブランドの取り扱いが新たにスタートする。「今回日本初上陸となる2ブランドは、製造工程、素材、使用感、パッケージにこだわり、何度も打ち合わせを重ね、多数のオーガニックブランドの中から厳選した。良質で手に取りやすい製品を日本の消費者に届けたい」と桐山依子Beブランドマネージャーは話す。
 海外ブランド導入の第1弾として、21年11月から販売している「アースセンス(EARTH SENSE)」は、ゼロ・ウェイストの理念の下、南仏の夫婦が立ち上げたボディーケアブランドだ。主成分は自然由来かつ地球環境や生態系に配慮した素材で、パッケージは100%堆肥化可能な再生紙製。防水加工により強度も兼ね備える。ミツロウやココナツオイルなどの天然保湿成分が角質層まで浸透し、潤いのある肌に導く。ユーカリ、ジンジャー、ラベンダーなど、ナチュラルでバリエーション豊かな香りが好評だ。今後は、エシカルセレクトショップやバラエティーショップ、サロンを中心に展開し、22年度中に1000店舗の取り扱いを目指す。

100%ビーガン処方の
オーガニック美容マスク
「アースキス」を新たに発売

 ホームビューティとウェルネスリトリートをコンセプトにした、100%ビーガン処方の美容マスクシリーズ「アースキス(EARTH KISS)」を22年7月に発売する。
 肌の汚れを除去するクレイマスクと、保湿・収れん作用のあるシートマスクなど全5種をそろえた。ビタミンを豊富に含むコンブチャの成分をベースとし、滑らかでみずみずしい肌へと導く。シートには生分解性のバンブー素材を取り入れた。

PHOTO:HIROKI WATANABE
問い合わせ先
ビー カスタマーサポート
03-6868-4779