ファッション

パリメンズ来場者をストリートフォトの先駆者が撮る 雨の街、美しい人々

 2022年春夏シーズンのパリ・メンズ・ファッション・ウイークが6月21〜27日に開催された。フランスは5月中旬からロックダウンの段階的な解除が始まり、パリメンズ開催直前に全ての飲食店と商店の営業再開と夜間外出禁止の解除に加え、屋外でのマスク着用義務が緩和された。状況は改善に向かっているとはいえ、今シーズンはリアルなショーやイベントの開催には慎重な姿勢を示すブランドが多く、参加72ブランドのうちリアルなショーかイベントを行ったのは7ブランドのみだった。各会場には、フランス以外に、イタリアやドイツ、イギリス、アメリカから訪れたファッション関係者の姿があった。

 ストリートフォトの先駆者であるアダム・カッツ・シンディング(Adam Katz Sinding)は、今季もパリメンズに参加した。「ミラノ行きは直前にキャンセルしたが、パリは想像以上に活気が戻っていた」とアダム。ショー会場の様子については「来場者はいつもより格段に少なく、被写体も少なかった。『ディオール(DIOR)』の会場が一番人が多くにぎやかで、ストリートフォトグラファーたちは暗黙のルールでみんなマスクを着用していたよ」と振り返る。しかし、このまま元通りになるとは考えておらず、「ポジティブな方向に向かってはいるが、まだまだ現実的に考えるべき部分もある」と慎重だ。「9月のウィメンズではさらに多くのブランドがリアルのショーを再開し、来場者も増えるだろう。しかし、秋以降は再び感染拡大を懸念する声が多い。解放的な気分に浮かれることなく、自分や他人を守る衛生対策は入念に行わなければならない」。

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2022年春夏速報第二弾は、注目の3大ムードを解説 日本から唯一現地入りしたビームスのリポートも

今週号は、日本からパリコレ入りしたおそらく唯一のショップ関係者であるビームスの戸田慎グローバル戦略部長によるパリコレダイアリーからスタート。来年本格始動する海外ビジネスのために渡航した戸田部長が目にしたパリコレ、展示会、パリの街並みをお伝えしつつ、そこから感じたこと、業界人がみんなで再考・共有すべきファッションへの想いを存分に語ってもらました。トラノイやプルミエール・クラスなどの現地展示会の雰囲気…

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