ファッション

2016年春夏はこれが流行る!? テキスタイルから読むトレンド

 服のパーツであるテキスタイルやボタンなども、ファッションウイークと同じように、ミラノ、パリ、東京、上海などで大型の見本市やイベントが開催されている。ただ、シーズンはファッションウィークよりも半年早い。世界各国の見本市で発表されたテキスタイルから、一足早く2016年春夏のトレンドを読み解く。

パリ「プルミエール・ヴィジョン」

 コレクションと同じで、トレンドに影響力が強いのはパリとミラノ。中でもパリで2月10~12日に開催された「プルミエール・ヴィジョン(以下PV)」には、世界50ヵ国からトップクラスの約1700社のサプライヤーが出展。有名デザイナーなど、110ヵ国から約6万人が訪れる、名実ともに世界最高峰のファッション素材見本市だ。

 今回のPVの大きなテーマは、"ストラクチャー"。3次元の構造を持つメッシュニットやハニカム構造状のワッフル、表面の凹凸が際立つコーティング素材など、テキスタイルの構造がはっきりとわかるようなアイテムに注目が集まった。このシーズンで文句なしの最大かつ最強のテキスタイルトレンドはこの"メッシュ"。ボンディングやネオプレンから派生したスポーティなムードが継続すると見られる中、これまで中心だったダブルラッセルに加え、より薄く、より柔らかい "ピンタックトリコット"に注目したい。ともに経編(たてあみ)の一種で、これまでは服飾資材や産業資材でよく使用されてきたもの。

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