7月28日に発生した令和8年熊本地震を受け、ビューティ企業が被災者や被災地域への支援を相次いで発表している。熊本に本社を構える再春館製薬所は社員寮の無償開放や備蓄物資の提供を開始し、花王やコーセーHDも衛生用品などを届ける。資生堂、コーセーHD、アルビオンは義援金の拠出を決めた。各社は今後も現地の状況や関係機関の要請を踏まえ、必要な支援を進める方針だ。
再春館製薬所
社員寮を無償開放
熊本県上益城郡益城町に本社を構える再春館製薬所は、10年前の熊本地震での被災経験を生かし、社員寮の無償開放や災害備蓄物資の提供を開始した。
7月31日には、被災地域で医療・介護活動を続ける桜十字グループの物資集積拠点に、フェイスタオル832枚、生理用品7280枚、簡易トイレ1000回分、幼児用おむつ(Lサイズ)528枚を提供した。
8月1日からは、自宅が被災した小学生以下の子どもを持つ母子世帯を対象に、熊本市中央区の社員寮を一時的な住居として無償開放している。家賃や水道光熱費、駐車場代は無料で、エアコンや基礎家具、家電を備えた1Kの個室を提供する。
>申し込み・問い合わせ先:令和8年熊本地震 被災者向け「住まい」無償開放 申込フォーム
同社は7月28日の地震発生後、BCP(事業継続計画)に基づいて対応し、同30日には顧客窓口と自社工場での製造・発送業務を通常通り再開した。
花王
衛生用品などを順次提供
花王グループは、現地の状況や関係省庁などからの要請に応じ、7月31日から支援物資の発送を順次進めている。
「ビオレ」のハンドソープや手指消毒液、ウエットシート、全身用シートのほか、トイレ用洗剤や衣類・布製品用消臭剤を提供。ドライシャンプーシートや歯磨きシート、フェイス&ボディーシートなどを詰め合わせた「花王 水がなくても清潔セット」も届ける。
コーセーHD
義援金2000万円と支援物資を提供
コーセーホールディングスは、被災地の復旧・復興を支援するため、災害義援金2000万円の拠出と支援物資の提供を決定した。
関係省庁などからの要請を踏まえ、ボディー用シートやシャンプーシート、冷感シートを順次届ける。
アルビオン
災害義援金1000万円を提供
コーセー傘下のアルビオンは、被災地の復旧・復興を支援するため、災害義援金1000万円の提供を決定した。
資生堂
日本赤十字社を通じて1000万円を寄付
資生堂グループは、被災者支援と被災地の復旧に役立ててもらうため、日本赤十字社を通じて災害義援金1000万円を寄付する。