
植野有砂:(うえの・ありさ)1989年12月21日生まれ、東京都出身。学生時代はティーン誌のモデルとして活動。現在はコンテンツクリエイターやDJなどマルチな肩書きで世界中を飛び回る。2018年に米ビルボードの「Hot 100」に日本人アーティストとしてランクイン。公式インスタグラム(@alisaueno)のフォロワー数は60万人超え、ユーチューブ公式チャンネル「Alisa Ueno」の登録者数は15万人を超える(2024年10月現在)
コンテンツクリエイターやDJとして、日本のみならず世界を飛び回る植野有砂。彼女のSNSを見ると、ファッションやライフスタイルなど、その土地土地で収められた写真がずらりと並ぶ。写真のクオリティーの高さはもちろんのこと、彼女の何気ない日常が切り取られたSNSは、まるで一冊のアルバムを見ているかのよう。そんな植野が、パナソニックのフルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX S9」を片手に、ロンドンと京都へトリップ。彼女ならではの視点で切り取った一枚のストーリーを教えてもらいながら、「LUMIX S9」の魅力について語ってもらった。
撮影の可能性を広げてくれる、小さき相棒
インフルエンサーとしてもファンから支持を得ている植野は、インスタグラムの投稿やユーチューブの配信など、常に発信する日々を送っている。撮影の相棒となるカメラは、毎日の生活において欠かせないアイテムだ。「ユーチューブを撮影することもあり、カバンの中には必ずカメラ1台を入れています。コンデジや平成デジカメなどもいれると、20台ほど所有していますね」。植野が日常的にカメラを使うようになったのは、学生時代に始めたブログがきっかけ。「写真を撮ることは 私にとっては“記憶と記録”であり、生活の一部なんです。さまざまなカメラに触れながらスペックや色味の違いなどを自分なりに勉強しながら、表現の幅を広げてきました。SNSへの投稿が多いため、コントラストや明るさを手軽に調整できるのもカメラに求めるポイントですね」。
そんな植野が使用した「LUMIX S9」は、“SNSライフを革新するカメラ”をテーマに開発されたモデル。日常で持ち運びやすい約403g(本体のみ)という小型軽量に加え、主にSNS投稿においてカメラを使う彼女にぴったりな機能が充実している。「旅行や出張先では、重厚感のある一眼レフだと持ち運ぶには不便。でも『LUMIX S9』はコンパクトなサイズ感にもかかわらず、一眼ならではの高画質で驚きました」。
スマホ用アプリ「LUMIX Lab」と連携して使うことで、編集スキルがなくても撮影した写真と動画の色味などをコントロールしながら、その場でSNSに簡単に投稿できるのも「LUMIX S9」の特徴だ。「リアルタイムLUTは、コントラストが強いものやフィルムのようなレトロな質感など、自分好みに合わせて使えるフィルターが豊富。カメラ1台で自由な表現を楽しめますね」。なかでも植野がお気に入りなのは、自撮りがしやすいこと。「レンズが広角なうえに、背面にフリーアングルモニターが付いているので、さまざまな角度に向けて確認できるのがうれしい。手ブレ補正してくれるので、歩きながらの撮影にも便利。ボディーのフラットなデザインもかわいくて、友人から『どこのカメラ?』と、よく聞かれました」。
旅先で撮影したのは、
日常の何気ないワンシーン
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「朝ごはんの会場に持参。レストランに置いてあったコーヒーカップがかわいくて、思わずシャッターを切りました。オートフォーカス機能が付いているので、近距離の被写体にきちんとピントを合わせてくれる。背景のぼけ具合が相まって、カップをより印象的に仕上げてくれました」
S9, S 18-40 F4.5-6.3 / 21mm, 1/30sec, F4.8 ISO200 ©Alisa Ueno
「ロンドンで有名なベーグル店『ベーグルベイク(Beigel Bake)』の前にて。スマホで撮影したら暗くなってしまいそうな場所でしたが、レンズが光を拾ってくれたので自分の顔とベーグルをきれいに映せました。モニターを自由に動かせるので、一人でも画角調整できるのが便利」
S9, S 18-40 F4.5-6.3 / 18mm, 1/100sec, F4.5 ISO100 ©Alisa Ueno
「AMIAYAちゃんと買い物帰りに立ち寄ったレストラン。少し照明が暗い場所でしたが、自然光が入っているようなライティングで撮影できました。レストランの雰囲気や食べ物、人物の肌の質感など、カメラの設定に気を配ることがなくても、ほどよいバランスに仕上がりますね」
S9, S 18-40 F4.5-6.3 / 20mm, 1/25sec, F4.6 ISO1000 ©Alisa Ueno
「車での移動中に収めた一枚。窓から見ていた何気ない風景を残しておきたくて、ズーム機能を使ってみました。遠くの被写体も劣化せずにきれいな仕上がりに。適当にシャッターを切ったのにもかかわらず、強力な手ブレ補正のおかげで車内からでもしっかりと撮影できていてびっくり!」
S9, S 18-40 F4.5-6.3 / 29mm, 1/25sec, F8.0 ISO100 ©Alisa Ueno
「AMIAYAちゃんと、ビンテージショップ巡りをしていた日。歩きながら撮影している時も活躍したのが手ブレ補正機能でした。大きなブレや歪みがなく、滑らかな仕上がりに。普段は誰かに撮ってもらうことが多いんですが、常に被写体を探して自発的に撮りたくなるカメラだなと思いました」
S9, S 18-40 F4.5-6.3 / 25mm, 1/125sec, F6.3 ISO100 ©Alisa Ueno
「ところ変わって、京都で撮影した一枚です。すごくすてきな部屋だったので、全体像を収めました。広角のレンズなので、部屋全体が伝わりやすいのがいいですよね。逆光になってしまう場所だったんですが、暗くなりすぎずに、いいムードで撮影ができました」
S9, S 18-40 F4.5-6.3 / 19mm, 1/30sec, F4.6 ISO400 ©Alisa Ueno
植野は「LUMIX S9」を片手に、ロンドンと京都へ旅に出た。シャッターが切られたのは、観光名所でも食べ物でもなく、旅先で過ごした何気ないワンシーン。「LUMIX S9」は、そんな日常のふとした瞬間を彩るパートナーになってくれる。
切り離せない、
ファッションとカメラの関係性
「LUMIX S9」は “タイムレスなデザイン”を目指し、モダンとクラシカルを両立するフラットな見た目に仕上げた。グリップレスやダイヤルの埋め込みなどにより、ファッション性と機能性を備えたスタイリッシュな印象だ。ボディーのカラーを選べるエクステリア張り替えサービスも実施中(有償)。カジュアルな服装にマッチしそうなキャメルオレンジやターコイズブルー、モードなスタイルにも合うダークオリーブやナイトブルーなどから、自身のスタイリングに合わせたカスタマイズができる。ファッションアイコンとしても定評がある植野は、差し色になりそうなキャメルオレンジをピックアップ。カメラに合わせた着こなしを、2コーディネート披露してもらった。