渋谷パルコは7月29日から一時休業前の最終営業日となる8月7日まで、展覧会「SHIBUYA,Last Dance_」をパルコミュージアム(渋谷パルコ PART1・3階)で開催中だ。同展は、蜷川実花による「IN MY ROOM」、山口はるみによる「Hyper! HARUMI GALS‼ 」に続く、休業前の「SHIBUYA PARCO FINAL EXHIBITION」と銘打たれ3本の展覧会のラストを飾るもの。1973年のオープンからパルコと深く関わりのある寺山修司、佐藤可士和、森山大道、デザイン集団トマト(TOMATO)、伊藤桂司、井上嗣也、小沢健二、しりあがり寿、東京スカパラダイスオーケストラ、日比野克彦、「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)」、「グラウンド ワイ(Ground Y)」ら12組のアーティストやブランドが参加し、”Last,Dance_”をテーマに新作や旧作を展示する。

写真家・森山大道は、渋谷の喧騒や空気感が伝わってくる彼らしさの溢れる2つの作品を展示。うち1点はアート・ディレクターである井上嗣也とコラボし、今回のポスターにも使用されている。
「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」の広告や、8月10日に発売されるロックバンド・サカナクションのCDジャケットなどを手掛けるアート・ディレクターの井上嗣也は、魚、牛、猿の“動く。遊ぶ。競う。”を写した作品を展示。

クリエイティブ・ディレクターの佐藤可士和は、縦8メートル余りの巨大な紙に墨で描いた作品を展示。今回の展覧会で最も規模の大きい作品であり、他とは違う和の雰囲気を味わうことができる。
今年の3〜4月にも結成25周年記念プロジェクト「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION"O”」をパルコと行ったデザイン集団トマト(TOMATO)は、映像作品”Drum Song”を披露。子どもがドラムを叩く映像を12のモニターに映し出すこの作品は、最も原始的なコミュニケーション手段であるパーカッションで鼓動を直感的に表現したもの。



この他にも会場では、伊藤桂司や小沢健二、東京スカパラダイスオーケストラ、日比野克彦の作品を展示する他、渋谷パルコ1階では「オム プリッセ イッセイ ミヤケ」が世界各国の国旗からインスピレーションを受けた”FLAGS”のインスピレーションを披露。同シリーズの渋谷パルコ限定アイテムも登場している。
また、会期中には同展に参加しているアーティストに加え、パルコと関係のあるさまざまなアーティストが、トークショーやインスタレーション、ライブを披露する予定だ。
■SHIBUYA,Last Dance_
会場:パルコミュージアム(渋谷パルコパート1、3階)
住所:渋谷区宇田川町15-1
会期:7月29日~8月7日
時間:10:00~21:00(入場は閉場の30分前まで)
入場:無料
■【日比野克彦×しりあがり寿】 SPECIAL TALK SHOW
日程:7月29日
時間:19:00〜20:00
会場:パルコミュージアム 渋谷パルコ・PART1・3F
出演:日比野克彦、しりあがり寿
入場:無料
■【LOVE FOR NIPPON】 STAGE LIVE PERFORMANCE
日程:8月4日
時間:16:00〜
会場:公園通り広場 渋谷パルコ PART1・1F
出演:CandleJUNE&SURPRISE GUEST
入場:無料
■【KEIJI ITO×KOUSKE KAWAMURA×MOOOG YAMAMOTO】LIVE COLLAGE INSTALLATION
日程:8月5日
時間:18:00〜
会場:公園通り広場 渋谷パルコ PART1・1F
出演:伊藤桂司、河村康輔、山本ムーグ
入場:無料
■【OBANDOS|オバンドス】SPECIAL LIVE
日程:年8月6日
時間:18:00〜
会場:公園通り広場 渋谷パルコ PART1・1F
出演:安齋肇、朝倉世界一、白根ゆたんぽ、しりあがり寿、高橋キンタロー、薙野たかひろ、なんきん、パラダイス山元、ミック・イタヤ