紙面紹介

辻愛沙子と語り合う業界に必要な新しい教養 見た目に伴う先入観や偏見を考えよう

 6月14日号の「WWDJAPAN」は、社会派クリエイティブを追求する辻愛沙子アルカ最高経営責任者(CEO)監修のもと、社会課題にまつわる“新しい教養”を対話しながら学びます。

 コーヒーを片手に社会問題を語り合う、大人に向けた新しい教育の場「ソーシャルコーヒーハウス」を立ち上げた彼女と、ファッション&ビューティ業界だからこそ大切に考えたい、見た目や容姿にまつわる偏見や先入観について対話します。一般的に「ルッキズム」として知られる社会課題について、オープンなマインドで掘り下げる特集です。

 特集では、まずは辻さんにインタビュー。意志を発信することで生まれる共感が大事だと理解しつつも、社会問題に言及するリスクに怯える業界に向けて、それでも変わりゆく世の中では社会課題に向き合いながらクリエイションをする意味を聞きました。「WWDJAPAN」の記者は、業界全体で多様な美しさを発信するムードがどう浸透しているのか、どんな失敗を踏まえ進化し続けているのか、その現在地を語る座談会を開きました。人種や年齢、体形などの多様性を受容・発信し、さまざまな表現を試みる業界の事例を紹介します。そして業界を日々ウオッチする美容ライターの長田杏奈さんは、業界の動向から最新事例、消費者と新しいコミュニケーションを開拓するためのヒントを提供します。

 辻さんは、ルッキズムと戦ってきた当事者や、偏見にとらわれないよう意識しながら商品・作品を生み出すクリエイターら4人とも対話。ロリータファッションモデルの青木美沙子さんや、アイドルの和田彩花さん、アーティストの嶌村吉祥丸さん、美容ユーチューバーのふくれなさんが登場します。アイドルという職業柄「らしさ」を求められてきた和田さんの考えや、ロリータファッションの青木さんが日々感じる“普通”の壁などを伺いました。

 表紙には、辻さんがさまざまなキャラクターたちに囲まれて登場。「年齢や職業や性別に関係なく、むしろ自身の特性や知見を生かした交流を尊重するサードプレイスでありたい」というソーシャルコーヒーハウスの理念をもとに、それぞれの美しさが共存する社会をイメージしています。

COVER CREDIT
PHOTO:KAZUSHI TOYOTA/
ILLUSTRATION:RIE MANIWA/
DESIGN:JIRO FUKUDA

CONTENTS

FEATURE

  • 「みんな違って、みんな美しい」時代のクリエイション コーヒー片手に辻愛沙子と語り合う新しい教養

FOCUS

  • イマドキの若者は何が好き? “文系男子”が通う2大セレクト
  • 「トミー ヒルフィガー」サステナビリティ戦略のキーマンが語る 循環型実現までの道筋
  • コロナ禍で注目が集まる“個人で稼ぐ力 ”副業・複業を支援するサービス5選

SERIES

  • 齊藤孝浩の「ファッション業界のミカタ」:Vol.26 ユニクロは消費税分値下げして、どのように利益を確保するのか?
  • OVERSEAS NEWS 海外最新ニュース:6月
  • Beauty Insight ビューティ賢者が持論展開:Vol.33 アパレルブランド発のビューティだけができる提案(弓気田みずほ/ユジェット代表・美容コーディネーター)
  • アトモス社長・本明秀文のスニーカーライフ:Vol.76 フィジカル
  • 菅付雅信「不易と流行のあいだ」:Vol.50 ファッションテックという希望(後編)

EDITOR’S LETTER

  • 「能動的に受け身」ってナンダ!?(村上要/編集長)

EDITORIAL NOTE

  • 編集後記 今週の特集お届け隊:コーヒー片手に、見た目への偏見を考えた(村上要/編集長、ソーン マヤ/記者)

FASHION PATROL

  • 土が付いているくらいがカッコイイ!? 畑オタクのモデルが作る本気の畑ブランドとは!?

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2021年秋冬新色特集 目指すのは“自己肯定感”を育むメイク

「WWDJAPAN」7月26日号は「2021年秋冬の新色特集」です。従来のジェンダー規範にとらわれないトレンドはあったものの、ここ数シーズンはさらに自然体で、性別という区別を超えた「個性を生かした自分らしさ」を表現するビューティが支持を集めています。美容ジャーナリストの加藤智一さん監修のもと、より複雑化していく性属性や個性に対するブランドの取り組み、人気ブランドの「推しコスメ」を紹介します。

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