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ゼラニウム精油やボラージオイル、「女性ホルモン」をサポートする期待のアイテムとは?

 「女性ホルモン」は、心身の健康をつかさどるといわれる。美容家・吉川千明氏主催の「女性ホルモン塾」によると、女性ホルモンは骨や関節、筋肉、皮膚、胃腸、血管、脳、自律神経などと密接に関わり、免疫や明るさ、包容力、気分までにも影響を与えるといわれている。裏を返せば、ホルモンバランスの変調により、心身の不調を招くこともある。今の時期、五月病やコロナ禍で鬱々とした気持ちになりやすい、と感じている人も多いのではないか。そこで、女性ホルモンのサポートが期待できるアイテムを紹介する。

ゼラニウム精油を取り入れる

 ホルモンのバランス調整作用があることで知られている「ゼラニウム精油」。日々の生活に取り入れるなら、デイリーに使うアイテムで取り入れたい。

 「ザ パブリック オーガニック(THE PUBLIC ORGANIC)」の“スーパーバウンシー ディープモイスト ボディソープ”(480mL、1408円/400mL、1078円)には、エジプト産ゼラニウム精油が使われている。シトロネロールとゲラニオールという成分が高含有され、内分泌系の調整、自律神経系の強壮作用などが期待できる。

 「ウルオッテ(URUOTTE)」の“ナチュラルシャンプー ノーブルフラワー”(500mL、4950円/250mL、3300円/40mL、638円)は、ラベンダー、ゼラニウム、イランイラン、レモンなど8種の天然精油をブレンドした2in1シャンプー。ヤシ油由来のアミノ酸洗浄剤に、有機栽培のオーガニックホホバオイルを配合。芍薬エキスと山形産つや姫米ぬかエキスが、髪と頭皮のうるおいをキープする。

ハッピーハーブの異名を持つ「セントジョーンズワート」

 「ネロリラ ボタニカ(NEROLILA BOTANICA)」の“ドリーミングビューティーセラム”(32mL、8250円)は、「抗糖化、抗酸化、抗うつ」に着目した2層式美容液。キー成分は、セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス)だ。セントジョーンズワートは、アメリカでは「サンシャインハーブ」や「ハッピーハーブ」として親しまれているハーブで、心を前向きにするサプリメントに使われることも多い。軽症度から中等度のうつ病、更年期障害、自律神経失調症などの症状を訴える人に使われている。

 美容液の赤い層は、セントジョーンズワートを伝統的な「太陽浸出法」で抽出した天然のカラー。化粧水の後、2層が混ざり合うように振ってから手のひらに適量を取り、顔全体に塗布する。フェイシャルだけでなく、首、デコルテ、バストのマッサージにも使える。

ローズエッセンス、ローズプラセンタを使ったデリケートゾーンミスト

 以前、「デリケートゾーンケア」の取材を行った際、デイリーにケアを行うことで、「穏やかな気持ちになれる」「女性らしい気持ちになれる」といった肯定的な声が聞かれた。

 「ザ レディ(THE LADY.)」の“デリケートローズプラセンタセラム”(30g、4378円)は、発酵ローズエッセンス、ローズプラセンタを含むデリケートゾーン専用美容液。ミスト状で、デリケートゾーンに直接吹き掛けられる。フランス・ベルサイユのガーデンにてバイオダイナミック農法で育てられたバラを手摘みし、自然発酵、低温蒸留。生成された発酵ローズエッセンスと、ローズプラセンタを使用している。粘膜が混在し、ほかの体の部位よりも皮膚が薄く繊細なデリケートゾーンに潤いを与え、しなやかでハリのある肌へと導く。

女性ホルモンの揺らぎをサポートする「ボラージオイル」

 “ナチュラルとオーガニックをデイリーユースに”をコンセプトに持つたかくら新産業の「だいじょうぶなもの」は5月下旬に“ヴィーガンDHA+ボラージオイル”(90カプセル、4104円)を発売する。コスメキッチンと「たかくらとくらす」のオンラインストアでは先行販売している。

 同商品は、環境汚染の影響を受けないクリーンな環境で育てた微細藻由来のDHAサプリメントに、女性ホルモンの揺らぎをサポートするといわれる「ボラージオイル」を配合。ボラージオイルは、母乳にも含まれる希少なオメガ6必須脂肪酸・ガンマリノレン酸が20~25%含まれていて、植物油の中ではNo.1の含有量を誇る。ボラージオイルは、PMS、更年期症状の緩和、ホルモンバランスの乱れから起こるメンタル不調、アトピーの緩和、高血圧の改善などが期待でき、注目されている。カプセルも植物由来でビーガン認証を取得。

 開発に携わった一般社団法人日本オイル美容協会代表理事YUKIE氏は「現代人が優先して取るべき脂質は、DHAとEPA。体で作ることができず、食事で摂取する必要がある『必須脂肪酸』で、DHAとEPAは毎日取ることが重要。DHA豊富な食材といえば魚をイメージする方が多いと思う。実は、魚がDHAを多く含有する理由は、藻を摂取しているから。藻はDHAの原点ともいうべき食材で、驚くほどDHAを高含有しEPAも含んでいる。ヴィーガンDHAは、魚が苦手な女性にも強い味方となる」とコメント。

 同社は「オーガニックプリベンションフード(有機予防食品)」という切り口で、オーガニック食品を展開している。体調を崩す前に有機食品で予防する、というコンセプトにも共感する。

小竹美沙:1984年生まれ。女性誌やウェブマガジンで、ナチュラル&オーガニック&サステナブルなコト、モノ、人びとについて取材&発信中。2009年から恵比寿のファッションスクールのオフィシャルライターとして広報資料のライティングにも携わる

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