
イベント会場には、進化した「ネスプレッソ」の世界観を体感できる3つのコンセプトルームを設置。朝のコーヒータイムを格別なものにする「モーニング」、ふわふわのミルクフォームと合わせたミルクレシピで、至福のひとときへと誘う「クラウド」、そして日本で人気の高いアイスコーヒーを提案する「プール」の3エリアを通じ、新機種のコーヒーメーカー“ヴァーチュオ アップ”の魅力を最大限に発信した。
カプセル式コーヒー市場のパイオニア
として歩んできた40年
その歩みは、格別な味わいを求めた、品質へのコミットメントとクラフツマンシップの精神と共にあった。最適な条件がそろった生産地を世界中から選定し、生産者と共に栽培。そして、専門知識を用いた緻密なレシピによる焙煎・ブレンド・粉砕。「ネスプレッソ」は、求める味わいを届けるために、全ての工程に一切の妥協を許さない。
そんなこだわり抜いて作りあげたコーヒーを最適な条件で抽出を可能にするコーヒーメーカーも、この40年で進化をとげ、そのたびにコーヒーファンを魅了してきた。
エスプレッソマシンを模した初期モデルの衝撃に始まり、1999年にはオフィスやレストランに導入したプロフェッショナル向け、2007年にはミルクレシピ対応モデルが登場。そして14年には、独自開発の抽出テクノロジーを搭載した“ヴァーチュオ”が誕生した。時代を超えて常にコーヒー愛好家の日常に寄り添い、その楽しみ方を提案し続けてきた。
そして、ブランドの代名詞であるメッセージ「WHAT ELSE?」。俳優のジョージ・クルーニー(George Clooney)が当時CMで放ったこのシグネチャーメッセージは、今も変わらずブランドの哲学として息づいている。しかし今回、そのメッセージはさらに深化した。
40周年という節目に提示されたのは、「さあ、次の物語は?」という問いかけだ。それは単なる1杯のコーヒーを超え、アレンジや楽しみ方の探究心を刺激し、パーソナルな体験へと誘う新章の始まりを意味している。
ネスレネスプレッソ社長が語る
日本市場の真髄
1979生まれ。チョコレート業界を経て、2009年にネスレネスプレッソに入社。ネスプレッソ本社および各国でさまざまな役職を歴任し、23年9月1日にネスレネスプレッソの代表取締役社長に就任した
WWD:グローバルと比較した際、日本市場ならではの特性や難しさをどのように捉えているか。
シルヴァン・シマール社長(以下、シルヴァン):日本は世界で最も目の肥えた市場の一つだ。おいしさだけでなく、正確さ、一貫性、デザイン、そして「自分のスタイル」が重視されている。新キャンペーン「ヴァーチュオ ワールド」は、まさに「個のスタイル」に光を当てるもの。コーヒーを単なるドリンクではなく、生活を彩るひとときであり、未知なるコーヒーとの出合い・味わいへの「探究の入り口」として日本の方々に届けたい。
WWD:ブランドのさらなる進化に向けて、次世代へのアプローチも重要になる。
シルヴァン:特に若年層には、より自由でカジュアルな形でコーヒーを楽しんでもらうことが重要だと考えている。直営店の“ネスプレッソ ブティック”では、よりインタラクティブな空間に進化させ、パーソナライズ体験を提案。さらに、SNSでのアレンジレシピ発信やデュア・リパの活躍を通じて、親しみやすい「コーヒー探求の世界」へと導きたい。
WWD:40周年という節目を迎え、今後目指していくブランドの姿とは。
シルヴァン:「PRESS TO EXPLORE(ワンタッチで始まる物語)」がチームの指針。高品質な1杯はあくまで出発点であり、そこから個々のコーヒーの楽しみ方を広げていく。日本で人気のアイスやラテといった「コーヒーパーソナリティー」を無限に表現できる環境を整え、ネスプレッソ会員との絆をさらに深めていく方針だ。今後10年はクラフツマンシップを守りつつも排他的にならず、探求心に満ちた強固なブランドを築き、日本市場での成長を目指す。
WWD:最後に、一番好きな「ネスプレッソ」の楽しみ方は?
シルヴァン:私にとってコーヒーは心を癒やし、気分を高めてくれる存在。朝は力強い“アルペジオ”で始まり、ランチ後のカプチーノ、午後のアイスコーヒー、夕刻のデカフェへと続く。最近はフルーティーな“オリジン コンゴ オーガニック”にすっかり魅了され、また南雲主于三さんのミクソロジーからも大きなインスピレーションを受けている。
新機種“ヴァーチュオ アップ”で
「パーソナルな1杯」を
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同製品は、独自の「セントリフュージョン(遠心力抽出法)」を搭載したカプセル式コーヒーメーカー。各カプセルに印字されたバーコードを自動で読み取り、抽出設定(カップサイズ、回転数、注入湯量、湯温、湯とコーヒーの接触時間など)を自動で最適化する。それぞれのコーヒーが持つ個性豊かなアロマと繊細な味わいを最大限に引き出し、「ネスプレッソ」の“ヴァーチュオ”コーヒー特有の厚みのある美しい泡の層“クレマ”とともに、至福の一杯を完成させる。さらに、ミルクやアイスのアレンジの際に、より力強く濃厚な味わいのコーヒーを抽出することができる「コーヒークリエーションズ モード」も搭載。ボタンひとつで作動させることができ、表現の幅はさらに広がった。
既成概念を覆す、
南雲主于三氏のミクソロジー
2つのアレンジレシピを披露
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1つ目は、香ばしさが際立つ“ダブルエスプレッソ キアロ”を主役にしたラテ。アールグレイとウーロン茶を煮出したミルクティーをベースに、オレンジの爽やかな酸味を加えた冷たいミルクフォームを添えた一杯だ。
2つ目は、クリーミーで力強いコクが魅力の“アルティシオ デカフェ”を使用した、夏らしいエスプレッソフィズだ。長野県産の赤いルバーブジャムやライチピューレ、レモンジュースを炭酸水で割り、最後にエスプレッソを注いで完成。コーヒーをフルーティーなノンアルコールカクテルへと昇華させた。
そんな斬新なコーヒーアレンジを提案する南雲氏のレシピ源泉は、既成概念にとらわれない「自由な発想」にある。南雲氏がヒントを得ているのは、ドリンクの専門書だけでなく、成分の仕組みを解き明かす科学の本や、コーヒーの発酵プロセスといった別の分野まで。また、日々の食事においても、料理やデザートの構成を「そのままドリンクへ変換できる」と捉え、レシピへと昇華させていく。
「少し違うかもしれないと感じても、まずはやってみる。同じことの繰り返しでは、新しいものは生まれない」。そう語る南雲氏は、海外でも未知の味に積極的に挑戦し、そこで得た体験をドリンクに反映させてきた。さらに自ら全く異なるコンセプトの店舗を立ち上げるなど、常に新たな環境に身を置くことで、その探求心を形にしている。
南雲氏は「自分の好きな飲み物に少しだけコーヒーを混ぜてみる。その小さなトライから新しいアレンジレシピが生まれたり、コーヒーの新たな可能性を探ることができる」とコメント。今回のリブランディングで掲げる「さあ、次の物語は?」という問いかけを、最も体現するミクソロジストであった。
「ネスプレッソ」が今回のキャンペーン「ヴァーチュオ ワールド」で示したのは、コーヒーという文化の枠組みを広げる“無限の楽しみ方”への招待状だ。南雲氏が大切にしている探究心のように、自らの感性でアレンジを加えるとき、一杯のコーヒーは完成されたドリンクから無限の表現を持つ素材へと進化する。
ボタンひとつで始まるのは、味覚の旅だけではない。自らの感性に従い自由にコーヒーをカスタマイズして楽しむとき、その可能性は広がり、私たちをまだ見ぬ「次の物語」へと連れ出してくれるのだ。
ネスプレッソ
(営業時間8:00〜22:00)
0120-57-3101
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