ファッション

JR名古屋高島屋初売りは約1万人が行列 化粧品売り場に人気集まる

 JR名古屋高島屋は1月2日、初売りとクリアランスセールをスタートした。当日は名古屋駅コンコースが開く午前5時から買い物客が集まり、中央、南入口、2階中央入り口に約1万人が行列を作った。同店は、予定していた9時30分より20分早い9時10分に開店した。

 来店した女性客のお目当ては、同店の強みの一つである3階の化粧品売り場。一宮市在住の10代の女性は「初売りに並ぶのは今回が初めてで、『ジル スチュアート』のコスメが目当て。今日は車で来て、駅が開く前の午前4時から待ちました」とコメント。名古屋市の隣に位置する飛島(とびしま)村から来店した20代の女性二人組は、「化粧品の福袋を買いに来ました。特に『サボン』と『イヴ・サンローラン・ボーテ』は必ず手に入れたい」と語った。オープン後は毎年人気の「サボン」「ロクシタン」 をはじめ、「ジル スチュアート」「ジバンシイ」の買い物袋を手にする客が目立った。なお、同店は化粧品売り場に注力しており、名古屋地区でも特に多くのブランドをそろえ、イベント施策にも積極的だ。

 4階の婦人服売り場では、特に「ジェラート ピケ」や「スナイデル」「組曲」に女性客や家族連れが詰め掛けた。「ジェラート ピケ」を含む一部ブランドは、店舗ではセールのみ行い、福袋は10階の特設会場で販売するなど、混乱を緩和するための措置もとられた。

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