ビューティ

外国人モデル6人の愛用コスメ 日本のドラッグストアコスメから日本未上陸の海外ブランドまで

ファッションショーや広告撮影で、日々さまざまなコスメに触れるモデルたち。プライベートではどんなアイテムを選んでいるのだろうか。東京・銀座を拠点とする外国人モデル事務所「ティーム(TEAM)」「エヴィーバ(EVVIVA)」に所属する外国人モデル6人に、愛用コスメと美容習慣を聞いた。敏感肌を考慮したスキンケアから、日本で出合ったお気に入りのプチプラコスメ、こだわりのサプリメントまで、それぞれの選び方には個性が表れていた。

1. ヘルガ「オーガニックコスメとダーマコスメが中心」

PROFILE: ヘルガ/モデル

ヘルガ/モデル
PROFILE: 2004年生まれ、ウクライナ出身。18年にモデル活動を開始。主な仕事に「パリゴ」「エレガンス」「ラコレ」などがある

ヘルガ(Helga):16、17歳のころは肌トラブルでとても悩んだ。だから今も、オーガニックコスメとダーマコスメを中心に選んでいる。ミスト、洗顔料、モイスチャライザーは南アフリカ発「エッセ(ESSE)」でそろえている。肌の常在菌バランスに着目した処方で、敏感に傾きやすい私の肌にも負担なく使える。

キャスティングではフルメイクは好まれないため、ベースメイクは軽めに仕上げる。コンシーラーは「ナーズ(NARS)」“ラディアントクリーミーコンシーラー”、ファンデーションはカバー力のある「ディオール(DIOR)」“ディオール フォーエヴァー フルイド スキン グロウ”[SPF50・PA+++]がお気に入り。どちらも薄く伸ばすだけで肌が均一に見えるので、軽いベースメイクに欠かせない。あとはハイライトを足すくらい。

シートマスクは日本か韓国のブランドをよく使う。中でも「毛穴撫子」“お米のマスク”や、「クリアターン(CLEAR TURN)」“ごめんね素肌マスク”がお気に入り。ウクライナで買うよりずっと手頃な価格なのもうれしい。撮影前夜に使うと翌朝の肌がもっちりして、メイクのりが変わる。ヘアケアは「ツバキ(TSUBAKI)」“プレミアムEX ダメージケア&リペア”シリーズを愛用している。ヘアアイロンを使う現場が多いが、傷みやすい毛先まで滑らかにまとまる。

2. アレシア「世界中からお気に入りのコスメをセレクト」

PROFILE: アレシア/モデル

アレシア/モデル
PROFILE: 2005年生まれ、ベラルーシ出身。18年にモデル活動を開始。主な仕事に男性向けファッション誌「レオン」や下着広告などがある

アレシア(Alesia):スキンケアは「キュレル(CUREL)」“潤浸保湿 化粧水 II しっとり”【医薬部外品】と、韓国コスメ「ドクターエルシア(DR.ALTHEA)」“345リリーフクリーム”を長年使っている。この2つで十分に保湿できるので、ほかのアイテムを重ねることはあまりない。「キュレル」は刺激を感じにくく、「ドクターエルシア」は軽い使い心地なのにしっかり潤うので、肌が揺らいだときも安心して使える。日焼け止めは「ビオレUV(BIORE UV)」“アクアリッチ ウォータリーエッセンス”[SPF50+・PA++++]が大好き。白浮きせず、肌なじみが本当に素晴らしい。

メイクで手放せないのは、中国発「ジュディードール(JUDYDOLL)」のハイライト&シェーディングパレット“メリハリマスターパレット”の“05N エアリーカバートーン”。マットハイライト、艶ハイライト、くま用コンシーラー、シェーディングの4色入りで、ミラーも付いているため外出先でのメイク直しにも便利。イタリアのコスメブランド「キコ ミラノ(KIKO MILANO)」のホリデー限定“スノーキスド ホリデー スパークリー ピークス リップスティック”は、キラキラのラメが入っているところが好き。

ヘアケアは「ツバキ」“プレミアムEX ダメージケア&リペア”に、「フィーノ」“プレミアムタッチ 濃厚美容液ヘアマスク”を組み合わせている。撮影では髪に熱を当てることが多いが、「フィーノ」を使ったあとは、指通りが滑らかになる。美容情報はモデル同士の口コミやティックトック(TikTok)のクリエイターから得ることが多い。

3. レリ「メイクで一番重要なのは眉とまつげ」

PROFILE: レリ/モデル

レリ/モデル
PROFILE: 2008年生まれ、ロシア出身。23年にモデル活動を開始。主な仕事に「ニューバランス」の韓国でのキャンペーン、「アリソンブラウン」のキャンペーンなどがある

レリ(Leri):スキンケアは皮膚科医のおすすめで、クリニックで扱っているロシア発「アンジオファーム(ANGIOPHARM)」を使っている。クレンジングジェル、化粧水、クリームをライン使いしており、乾燥肌かつ敏感肌なので保湿を常に心掛けている。刺激が少なく、赤みが出やすい肌にも使いやすいところが気に入っている。

ベースメイクは米コスメブランド「タルト(TARTE)」が好き。“アマゾニアンクレイ 16h フルカバレッジ ファンデーション”は肌にのせたときの感触が心地よく、カバー力があるのに厚塗り感が出ず、長時間崩れにくい。“BBブラー ティンティッド モイスチャライザー”[SPF30]は軽いカバー力で、オフの日に使うのにちょうど良い。気分に合わせて、韓国で購入した「ラネージュ(LANEIGE)」“ネオクッション ザ マット”[SPF42・PA+++]も使っている。睡眠時間が少なくてくまができてしまったときは、「タルト」の“シェイプテープ コントゥアー コンシーラー”でカバーする。テカリを抑えるため、セッティングパウダーものせる。

メイクで一番重要なのは眉とまつげ。眉はしっかり形を整えて濃さを出し、まつげはボリュームを出して目元の印象を強めることで、カーリーヘアとのバランスを取っている。「ロレアル パリ(L'OREAL PARIS)」“ボリューム ミリオン ラッシュ パノラマ マスカラ”のブラックは、まつげを根元から放射線状に広げてくれ、ひと塗りでもボリュームが出るところがお気に入り。

4. ダレリン「クルエルティフリー、ビーガン処方が選択基準」

PROFILE: ダレリン/モデル

ダレリン/モデル
PROFILE: 2005年生まれ、カナダ出身。20年にモデル活動を開始。主な仕事に「キャスパージョン」「ダックス」、下着広告などがある

ダレリン(Darrelyn):コスメの選択基準はクルエルティフリー(動物実験をしない)かつビーガン処方であること。10年くらい前からは、オーガニックかどうかも意識している。スキンケアでは「オーディナリー(THE ORDINARY)」を、洗顔料から、化粧水、美容液、モイスチャライザーまで愛用している。

日本で見つけたお気に入りは、「キャンメイク(CANMAKE)」“クリーミータッチライナー”の“01 ディープブラック”。マスカラやアイライナーは、細かい部分を描き分けられるものを選んでいる。ヘアケアは「ジョヴァンニ(GIOVANNI)」“2chic リペアリング シャンプー ブラックベリー&ココナッツミルク”の香りが好きで愛用している。

5. オレシア「スキンケアはやり過ぎないのがいい」

PROFILE: オレシア/モデル

オレシア/モデル
PROFILE: 2008年生まれ、ウクライナ出身。13年にモデル活動を開始。主な仕事に「ブルガリ」のショー、「エゴイスト」のシーズンビジュアルやルックブックなどがある

オレシア(Olesya):スキンケアはやり過ぎない方がいいと考えている。秋冬でもあまり乾燥が気にならないタイプなので、季節によってルーティンを変えることはほとんどない。「バイオダンス(BIODANCE)」のシートマスク“バイオコラーゲン リアルディープマスク”は、2週間に1回のペースで愛用している。夜に貼ったまま寝ると翌朝には透明になり、剥がした後の肌のハリが違うと感じる。

ボディーソープは、フランスのボタニカルコスメ「イヴ・ロシェ(YVES ROCHER)」がお気に入り。香りの種類が豊富で、その日の気分に合わせて選べるのが楽しい。ヘアケアは「アンドハニー(&HONEY)」“モイストリペア シャンプー1.0”に「フィーノ(FINO)」“プレミアムタッチ 濃厚美容液ヘアマスク”を組み合わせるのが定番。乾燥しやすい毛先までまとまり、ハチミツの香りに癒やされる。美容情報はティーム所属モデルたちの口コミを参考にすることが多い。事務所の寮でほかのモデルから借りることも多く、身近な人の愛用品が新しいお気に入りの発見につながっている。

6. ブルース「健康管理にはサプリメントも欠かせない」

PROFILE: ブルース/モデル

ブルース/モデル
PROFILE: 2001年生まれ、バハマ出身。16年にモデル活動を開始。主な仕事に「カルバン・クライン」「ニッカウヰスキー」「ナイキ」「ユナイテッドアローズ」「デサント」「ヨネックス」「セネ」などがある

ブルース(Bruce):スキンケアは、やることを決めて淡々と続けるタイプ。洗顔料は「センカ(SENKA)」“パーフェクトホイップ”と、日本のドクターズコスメ「MTメタトロン(MT METATRON)」“MT コロイダル・ミネラル・ウォッシュ”を愛用している。泡立てネットでしっかり泡立ててから顔にのせるのがポイント。「センカ」は泡立ちの良さとコストパフォーマンス、「MTメタトロン」は洗い上がりのさっぱり感が決め手で、日によって使い分けている。

保湿は「キュレル」に絶大な信頼を寄せており、“潤浸保湿 化粧水 II しっとり”【医薬部外品】や“潤浸保湿 乳液”【医薬部外品】などを使っている。肌が揺らいでいるときでも刺激を感じにくく、何年も使い続けている。ブルガリア発「レボックス(REVOX)」の美容液“B77 ジャスト ナイアシンアミド 10%”は毛穴とテカリ対策として使用。高濃度ながら手頃な価格で続けやすい。また、ビタミンC系の美容液でシミ対策を意識しており、「メラノCC(MELANO CC)」“薬用 しみ 集中対策 美容液”【医薬部外品】を毎日使っている。夜には、「アイハーブ(iHERB)」で購入した米発「アストラ(ASUTRA)」の“2.5%レチノール セラム”を使うこともある。肌のゴワつきが気になるときに取り入れると、翌朝の手触りが変わる。最近は、グリシルグリシンという成分にも注目している。

乾燥が気になるときは、「アベンヌ(AVENE)」“シカルファットプラス リペアクリーム”や「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」“シカプラスト リペアクリーム B5+”を重ねる。どちらも敏感肌に配慮したブランドで、信頼している。スペシャルケアとしてシートマスクを使うこともあり、韓国コスメ「デュイセル(DEWYCEL)」の“プライベートケアマスク”は使うと満足感がある。

シャンプーとコンディショナーは、「アイハーブ」のプライベートブランド「マイルドバイネイチャー(MILD BY NATURE)」の“シックニングシャンプー ビタミンB複合体+ビオチン”などビオチン配合の商品を選んでいる。ボディーケアは洗浄力が強過ぎないものが好みで、「カウブランド(COW BRAND)」の“青箱”を使っている。

健康管理にはサプリメントも欠かせない。朝にはマルチビタミン、L-カルノシン、ベンフォチアミン、ビタミンC、コエンザイムQ10を摂取。ドラッグストアの売り場を確認し、mg単位で含有量を計算しながら手頃な価格の商品を選ぶようにしている。ビオチン、ビタミンB、ビタミンKも大切。今後はビタミンDも追加しようと考えている。夜はL-カルノシン、アスタキサンチン、オメガ3、マルチビタミン、シリマリン、マグネシウム、アルファリポ酸を摂取する。MSMはパウダー状のものを朝と夜に取り入れている。美容については、日々口コミや店頭、「アイハーブ」などで情報収集しており、学び続けるのが楽しい。

MODELS : TEAM (@teammodelstokyo), EVVIVA (@evviva_models)
PHOTO : NATSUHIKO HIRASE
HAIR&MAKEUP : ERI KAWAKAMI (Helga, Olesya, Leri, Darrelyn, Bruce)

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