
デザイナー交代が続く中、今シーズンは「クレージュ(COURREGES)」と「カルヴェン(CARVEN)」で新デザイナーがデビュー。いずれも“フィービー・ファイロ チルドレン”だったり、「サンローラン(SAINT LAURENT)」で長きにわたり経験を積んだりとキャリアは申し分ないが、ファーストコレクションは精彩を欠いた印象がある。デザイナー交代は、定着までに時間と根気が必要なことを改めて思い知ることになった。(この記事は「WWDJAPAN」2026年10月19日号からの抜粋です)
「クレージュ」
DESIGNER/ドリュー・ヘンリー(Drew Henry)
絞り込みから一変の盛りだくさん
創業初期のアーカイブからの豊かな色彩、ユーモア、大胆さなどを重視して、自由で多彩な服作りに取り組んだが、一貫性を欠いてメッセージは散漫だった印象だ。前任がコンセプトを絞り込み、研ぎ澄ませ、体と洋服の関係性にフォーカスすることでスタイルコードを築いたからこそ、方向転換の浸透には時間がかかりそうだ。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
購⼊済みの⽅、有料会員(定期購読者)の⽅は、ログインしてください。
