ファッション

「カルバン・クライン コレクション」を手掛けるヴェロニカ・レオーニが退任へ 再始動からわずか4シーズンで

カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)は10月15日、「カルバン・クライン コレクション(CALVIN KLEIN COLLECTION)」のヴェロニカ・レオーニ(Veronica Leoni)=クリエイティブ・ディレクターが現在の契約満了をもって退任することを発表した。後任は追って発表予定。ここ数カ月、業界内ではレオーニの契約が更新されないのではないかとの臆測が広がっていた。

イタリア・ローマ出身のレオーニは2024年5月、同ブランド初の女性クリエイティブ・ディレクターとして就任。18年にラフ・シモンズ(Raf Simons)が退任して以来、ランウエイショーを休止していた「カルバン・クライン コレクション」の再始動を託された。25-26年秋冬ニューヨーク・ファッション・ウイークでデビューを飾り、以降、27年春夏まで計4回ショーを開催。初のショーには創業者のカルバン・クライン(Calvin Klein)本人も来場し、米「WWD」の取材に対して「とても気に入った。特にコートが良かった」と称賛していた。そんなデビューコレクションへの評価は全体として賛否が分かれたものの、徐々に評価を高め、直近の27年春夏は創業者が築いた1990年代のミニマリズムやスポーツウエアのアーカイブを参照しながら、素材やシルエットを進化させ、より洗練されたコレクションを見せた。

デビッド・サブマン(David Savman)=カルバン・クライン グローバル・ブランド・プレジデントは、「この2年間、ヴェロニカが示してくれたクリエイティブなビジョン、献身的な取り組み、そして協力に感謝したい」とコメント。「『カルバン・クライン コレクション』の再始動は、ブランドにとって重要なマイルストーンだった。ヴェロニカの卓越した才能と『カルバン・クライン』を象徴するデザインコードへの新鮮な視点は、コレクション部門の発展に向けた確かな勢いを生み出してくれた。『カルバン・クライン コレクション』は、今後もブランドにとって重要な存在であり続ける。これまでの進展を喜ばしく思うとともに、さらなる進化を楽しみにしている」と続けた。

レオーニは、創業者時代の「ジル サンダー(JIL SANDER)」やフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)時代の「セリーヌ(CELINE)」で経験を積み、「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」の「2 モンクレール 1952(2 MONCLER 1952)」のウィメンズなどを手掛け、20年には自身のブランド「クイラ(QUIRA)」を設立。「カルバン・クライン」加入前には、「クイラ」を手掛ける傍ら、「ザ・ロウ(THE ROW)」でウィメンズとメンズのデザイン・ディレクターを務めていた。

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