Fashion. Beauty. Business.
あらためて「髪の透明感」とは
ヘアカラーの話をしていると、「透明感」という言葉が頻繁に出てきます。ヘアサロン業界の人は間違いなく知っているし、一般消費者の間でもかなり認知度の高い言葉です。ただ改めて「説明してほしい」と言われると、意外と難しい言葉でもありますよね。AIに聞くと「ヘアカラーによって実現される、光に透けるような柔らかく、ツヤやかな印象のこと。単に明るいだけでなく、ほんのりとした色味やくすみ感、光の反射によるツヤによって、髪色が軽やかで柔らかく見える状態を指す」と出てきます。
確かにそうなのですが、知らない人に上記の説明をしても、あまりイメージわかないですよね。そんなとき、私は電車の中で観察することをお勧めしています。日差しが当たっている側に座っている人の髪を見てください。日が当たって透けて見えて、見る角度によって複数の色みを感じられる髪が「透明感のある髪」。反対に、日が当たっても透けて見えず、角度を変えても同じ色にしか見えない髪が「透明感のない髪」です。電車の座席では人が一列に座っているので、とても比較しやすいんです。
今回ピックアップした記事、「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」のヘアカラー部門では、「イルミナカラー」が1位でした。同製品は、透明感が出せるヘアカラーの代名詞的な存在で、今年で発売から10周年を迎えました。次々と新製品が発売される中、すたれずにトップを走り続けるブランド。その人気を支えているのが「透明感」です。
ヘアカラー部門は「イルミナカラー」が2連覇 「超えるものはない」との声も【「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」結果発表】

毎年激戦となるヘアカラー部門は、ウエラ プロフェッショナルの「イルミナカラー(ILLUMINA COLOR)」が1位に輝き、2連覇を達成した。同ブランドは2015年の発売以来日本のヘアカラーシーンをけん引し、22年から24年までランクイン。今回で2連覇となり、変わらぬ支持と10年目の説得力を見せつけた。発色、艶、透明感、染まり具合、褪色のきれいさ、ダメージの少なさなど、カラー剤に求める要素がそろう製品力の高さに「超えるものがない」との声も。また、25年夏に発売したブラウンに特化した“アースコレクション”に対して「待望だった」という声もあり、市場のトレンドや現場のニーズを着実に捉えた製品開発も好調を後押ししている。2位は、ミルボンの「オルディーブ アディクシー(ORDEVE ADDICTHY)」が受賞した。特に、発色の良さや黄味を打ち消す透明感に言及するコメントが多かった。3位は同率で、「エヌドット(N.)」“ルフレカラー〈ファッション〉”と「アルティスト(ULTIST)」“アルティスト”が受賞した。「エヌドット」は発色の良さやトレンドを捉えたカラーバリエーションのほか、特に香りへの評価が高かった。「アルティスト」は、透明感のある発色に支持が集まった。
なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師159人に各カテゴリーのベストだと思う製品を選んでもらった。選んでもらった各製品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”“営業スタッフ部門”も有り)。
1位
“イルミナカラー”
「イルミナカラー(ILLUMINA COLOR)」
“高機能カラーブーム”のきっかけを作ったパイオニア。抜きん出た透明感で外国人風カラーのトレンドを作り、2015年の誕生から10年が経つ現在でも一般ユーザーからの認知度が非常に高い。2連覇を達成。アンケートの回答には「どのカラーを使っても透明感がある。カラー剤の最高峰ではと思えるほど」といった声があった。【医薬部外品】(全71色)
2位
“オルディーブ アディクシー”
「オルディーブ アディクシー
(ORDEVE ADDICTHY)」
日本人の髪特有の赤みを消すことで、彩度の高い外国人風のカラーをより美しく仕上げる。上質かつ繊細な質感表現もかなえる。アンケートの回答には、「高発色で特にハイトーンカラーの寒色系は抜群に良い発色をする。高アルカリ高発色でベースが足りないカラーでも色が入り、ブリーチのムラも整えながら色を入れられることが使いやすい」といった声があった。【医薬部外品】(1剤全82色、各80g/2剤1000mL/ブリーチライン500g)
3位
“ルフレカラー〈ファッション〉”
「エヌドット(N.)」
人気ブランド「エヌドット」から22年2月に誕生した、みずみずしい色艶、あふれ出す透明感、高発色を実現するプロ用ヘアカラーブランド。毛髪内部へのスムーズな浸透とクリアな発色をかなえる新アルカリ処方、光の乱反射を防ぎ、高発色に魅せるクロスポリマーなど、長年に渡って研究開発を重ねてきた最新テクノロジーがそれを支える。アンケートの回答には、「絶妙なカラーがトレンドを捉えていてありがたい。塗っている最中の香りがよく、お客さまからも喜ばれることが多い」といった声があった。【医薬部外品】(1剤全71色、各80g/2剤1000mL)
3位
“アルティスト”
「アルティスト(ULTIST)」
2025年5月にリニューアル発売し、ダメージを抑制しつつもカラーの発色を持続させるブランドとして再出発した。髪に立体感と陰影を与えて美しい髪色に導く厳選された10色相で黒髪が持つアンダートーンを自在にコントロール。シンプルな染料設計のピュアシェードは高彩度の色表現によってカラーデザイン提案の幅を広げる。アンケートの回答には、「アルカリが低く髪に優しいため安心して使える。発色も綺麗でカラバリも多く重宝している」という声があった。【医薬部外品】(1剤全 52 色、各80g)
ヘアサロン版
ベストコスメ 2025
「実際に使ってみて良かった製品」を聞いた。
シャンプー部門は“オージュア アルティール”が初登場1位 昨年同様「バイカルテ」「アマトラ」もランクイン【「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」結果発表】
トリートメント(インバス)部門は“オージュア アルティール”が初制覇 【「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」結果発表】
トリートメント(アウトバス)部門は「オラプレックス」が連覇 ランクイン製品は全て前回と同じ顔ぶれ【「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」結果発表】
スタイリング剤部門は「ロア ザ オイル」が1位 ヘアオイル部門とあわせて2部門を制する【「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」結果発表】
ヘアオイル部門は「ロア ザ オイル」が1位 ヘアケア製品のラグジュアリー化を象徴【「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」結果発表】
頭皮・育毛ケア部門の受賞はミルボンが独占 「オージュア」の“モイストカーム モイスチュアローション”が1位に【「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」結果発表】
グレイカラー部門は「カラーストーリー プライム」が1位に 【「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」結果発表】
カラーケア部門は「ファイバープレックス」が首位に躍進 表面+内部のケアは定番に【「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」結果発表】
メンズ部門は「アリミノ メン」の“ハード ミルク”が3年連続のランクインでついに1位に輝く【「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」結果発表】
スキンケア&メイクアップ部門は「インプレア」強し サロンでのスキンケアカルチャーをけん引【「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」結果発表】
美容機器部門は「リファ」の勢いは止まらず6連覇 激化する市場でも支持を獲得【「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」結果発表】
パーマ部門は「クオライン」が2連覇 履歴の多様化に対応するバリエーションが鍵【「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」結果発表】
サステナブル部門は「ヴィラロドラ」が2連覇 カテゴリー確立の兆しか【「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」結果発表】
大坂なおみがバラをテーマに「ナイキ」を着用 特注の“ラブブ”も 「2025年全米オープンテニス」
女子プロテニス選手の大坂なおみは8月26日(現地時間、以下同)、「全米オープン」初戦にベルギーのグリート・ミネン(Greet Minnen)選手との試合に出場し、「ナイキ(NIKE)」との最新コラボレーションを披露した。バッグには大坂のためにデザインされた世界で1つの“ラブブ”を飾り、華やかな存在感を放っていた。
これまで4度のグランドスラムに優勝している大坂は、今大会では赤を基調とした装いでテニスコートに現れた。ノースリーブのテニスウエアの上には、全身に赤い煌めきをあしらった長袖ジップアップジャケットを着用。ローズレッドのユニホームにバブルヘムラインのスカートを合わせたスタイルは、「ナイキ」によるY2Kトレンドの復活を予感させるものとなった。
2019年から大坂のスポンサーを務める「ナイキ」
バラに着想を得たアシッドカラーキット
シューズは、素早い動きを支える安定性に特化したモデル、”ナイキGPチャレンジ1ナオミ・オオサカ”(170ドル、約2万5000円)だ。かかと部分はロッカー動作をサポートする設計で、サーブ時の引き戻し動作にも対応する。バラのデザインには、複数の大会で披露してきた彼女の花をモチーフにしたテーマを継承している。
試合中は髪をきつく結んだお団子ヘアだったが、コート入場時には取り外し可能な編み込みエクステンションを付け、あちこちにバラのヘアアクセサリーを散りばめていた。
さらに、テニスバッグには、いま世界中のセレブを筆頭に人気を集める “ラブブ”のチャームを付けて登場した。これは、大坂のために特注されたもので、キラキラと光るテニスラケットを持った特別仕様になっている。試合後のインタビューでこの“ラブブ”について、「テニス界のレジェンド、ビリー・ジーン・キング(Billie Jean King)へのオマージュで“ビリー・ジーン・ブリング(Billie Jean Bling)”と名付けた」と明かした。また、「衣装のインスピレーションは、今年「ナイキ」と続けてきた(お花の)テーマに沿ったものです。『全米オープン』では、バラを取り入れました」と語った。
大坂の次の試合は、28日に行われるヘイリー・バティス(Hailey Baptiste)選手との試合だ。
3月30日発売の「WWDJAPAN」は、2026-27年秋冬東京コレクションの特集です。他にも「バーバリー」のジョシュア・シュルマンCEOや、そごう・西武の田口広人・社長へのインタビューを掲載。エスティ ローダーとプーチが合併協議など話題を豊富に収めています。