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伊勢丹の天津店とバンコク店、ほぼ通常営業 消費マインド低下を危惧

 三越伊勢丹ホールディングスは、12日に大規模な爆発事故が起きた中国・天津、17日に爆弾テロ事件が起きたタイ・バンコクに伊勢丹を出店しているが、両店とも直接的な被害は軽微で、ほぼ通常通りの営業を続けている。だが、住民や観光客の消費マインドの低下は避けられず、長引けば販売に打撃になることが懸念される。

 2013年に天津2号店として開業した「天津濱海新区伊勢丹」は爆発現場から約3.6キロメートル。爆風によって天井や壁の一部が崩れる被害はあったものの、従業員全員の無事が確認された。交通規制などが続いているため、閉店時刻を3時間前倒しして18時まで営業している。ただ事故以来、客足は大幅に減少しているという。同店がある濱海新区は00年代に本格開発が始まった新興工業地帯で、ベッドタウンとして約260万人が住む。トヨタなどの日系企業の工場も多く点在している。爆発現場から約2キロメートルにあるイオンモール天津TEDAは、爆風で窓ガラスが割れ、18日時点でも営業再開のメドが立っていない。

 一方、昨晩のバンコクの爆弾テロ事件の現場は、「バンコク伊勢丹」から約500メートルの場所だった。隣接する交差点が封鎖されるなど、交通規制が続いているが、現時点で直接的な被害は報告されておらず、本日も通常通り10〜21時まで営業する。同店はバンコク随一の商業地、ラチャプラソン地区に立地しており、海外の観光客も多く訪れることでも知られている。

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