ビューティ

「ゲラン」が発売から15年ぶりに“ルージュ ジェ”を刷新 色彩や輝き、深みを最大限に引き出した全40色

ゲラン(GUERLAIN)」は7月15日、アイコニックなリップスティック“ルージュ ジェ”(全40色、各5170円/ケース全9種、各4730円)をリニューアル発売する。艶のあるサテン仕上げの24色と、ソフトなベルベット・マット仕上げの16色、計40色が登場する。スキンケア成分を81%以上配合し、100%自然由来のワックスを採用。ユリの花とスイートアーモンドオイルが唇を保護しながらターンオーバーを促すことで、キメを整え、ふっくらと潤った唇へと導く。

“ルージュ ジェ”は、ジュエリーデザイナーのロレンツ・バウマー(Lorenz Baumer)が考案した、クロムメッキのメタルにミラーをあしらったリップケースが特徴。リップのカラーとケースを好みに応じてカスタマイズできる。2009年に発売し、その後さまざまな限定ケースが登場している。発売から15年の時を経て、メイクアップ クリエイティブ ディレクターのヴィオレット(Violette)が初めて同リップを刷新する。

「ゲラン」のノウハウと、アートスクールで絵画を学んだヴィオレットの専門性を掛け合わせ、高発色のピグメントを厳選。それぞれのピグメントにとって最適な温度とタイミングでオイルと混ぜ合わせることで、色彩や輝き、深みを最大限に引き出した。パリジェンヌのスタイルを象徴するレッドリップにもこだわった。新生“ルージュ ジェ”の全てのレッドシェードには、青みがかった赤のピグメントと、オレンジレッドのピグメントをブレンドし、赤色が持つ豊かさを増幅させた。ヴィオレット=メイクアップ クリエイティブ ディレクターは、「普遍的な“美”を象徴する赤は、まさに無限。一口に赤と言っても、数え切れないほどの色調が存在する。目指したのは、唇の上で最も映える赤。ほんの少量のピグメントが仕上がりを大きく左右する」とコメントを寄せている。ブランドの“推し色”は、サテン仕上げは518と131、319で、ベルベット・マット仕上げは258と539、888だ。

これまでシルバーを基調としていたメタルケースはゴールドに変更し、計9種のデザインを用意。重量は19%軽量化し、製造工程の見直しによって二酸化炭素排出量を30%削減した(21年版“ルージュ ジェ”およびリフィルと、24年版の比較)。

“ルージュ ジェ”のリニューアルに合わせ、高ピグメントのリップペンシル“コントゥール ジェ”(全6色、各4070円)を発売する。シャープナーが付属し、極細のペン先で繊細な仕上がりをかなえる。ほかのリップ商品の持ちを高め、“ルージュ ジェ”の色味を際立たせる。

“ルージュ ジェ”は、一部店舗とECで無料の刻印サービスを行なっている。フォントは筆記体かブロック体から選べ、「ゲラン」オリジナルの図柄も刻印できる。店舗での刻印サービス所要時間は約5分。

刻印サービス実施店舗:
・ギンザ シックス
・伊勢丹新宿本店
・日本橋高島屋S.C.
・三越銀座店
・阪急うめだ本店
・高島屋大阪店
・大丸心斎橋店
・JR京都伊勢丹

“ルージュ ジェ”(全24色、各5170円)

“ルージュ ジェ ラグジュアリアス ヴェルヴェット”(全16色、各5170円)

“ルージュ ジェ ケース”(全9種、各4730円)

“コントゥール ジェ”(全6色、4070円)

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