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フランスの老舗百貨店プランタンがニューヨーク進出 ウォールストリートの歴史的なビルに

 フランスの百貨店プランタン(PRINTEMPS)は7日、グローバル展開を強化する取り組みの一環として、ニューヨークに初の店舗をオープンすると発表した。同店は2024年春に開業の予定。金融街として知られるウォールストリートとブロードウェイが交差する角に立つ50階建ての歴史的な高層ビル、ワン・ウォールストリート(One Wall Street)の2層分を使用する。売り場面積は約5000平方メートル、ブロードウェイに面するファサードは約100メートルだという。

 ジャン・マーク・ベラーチェ(Jean-Marc Bellaiche)=プランタングループ最高経営責任者(CEO)は、「インターナショナルにグループを発展させていく上で、アメリカは重要な役割を担う。ニューヨークへの進出により、知名度のさらなる向上や成長の機会が期待できる。地元住民と観光客の双方にユニークな体験を提供できるだろう。また、同店はラグジュアリーやファッション、ホーム、ビューティの戦略的なEC機能なども持つ」と語った。

 プランタンのアメリカ進出に伴い、ローラ・レンドラム(Laura Lendrum)がプランタン アメリカのCEOに就任。同氏はこれまで、「サンローラン(SAINT LAURENT)」「グッチ(GUCCI)」「ラルフ・ローレン(RALPH LAUREN)」の北米事業プレジデントなどを務めている。プランタンでは、オリジナル性の高いブランドキュレーションやパーソナライズドサービスの充実、シームレスなオムニチャンネルの提供などに取り組む。

 プランタングループは、2013年にルクセンブルクの投資会社ディヴァイン・インベストメンツ(DIVINE INVESTMENTS)に買収された。19年には、30年までに売り上げを約40億ドル(約5600億円)に倍増させる成長戦略を策定したものの、コロナ禍の影響などにより、これを3〜4年以内に20億ユーロ(約2700億円)を目指すと修正した。現在はフランス国内でアウトレットなどを含む20店を運営している。