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ケリングが中国をのぞくAPAC地域の社長職を新設 元LVMHの要人が就任

 ケリング(KERING)は、2021年10月1日付でケリング・ノースおよびサウスイースト・アジアパシフィック(日本、韓国、東南アジア、オーストラリア、ニュージーランド)社長にティエリ・マルティ(Thierry Marty)が就任した。 新設の役職で、APAC地域におけるケリングのコーポレートチームを強化し、同地域におけるグループ傘下のブランドの長期的発展をサポートする。

 ジャン・フランソワ・パルー(Jean-François Palus)=ケリング・グループ マネージングディレクターは「在アジア20年以上の経験から、これらの市場におけるラグジュアリー業界に豊富な経験と深い知識を持つマルティがノースおよびサウスイースト・アジアパシフィック地域における当社の戦略展開に大きく貢献してくれることを確信している」とコメントしている。

 マルティはソウルを拠点とし、パルーの直属となる。グレーターチャイナ(中国本土、香港、マカオ、台湾を含む)におけるケリングの組織に変更はなく、グレーターチャイナのジンキン・サイ社長が同地域のコーポレートチームを率いる。

 マルティは米国デロイトでキャリアをスタートし、1995年にLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)に入社。これまでにシンガポール、 東京、ソウルを拠点に、アジア地域の「フェンディ(FENDI)」「セリーヌ(CELINE)」「ブルガリ(BVLGARI)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」で財務から経営全般までを担ってきた。

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