ファッション
連載 メンズ・コレクション

挑戦!時計ブランドをファッションブランドにたとえてみると……

 少しだけ、ご無沙汰しました。20日の朝まで、メンズ・コレクション戦線を一旦離れ、スイス・ジュネーブで高級時計の展示会を取材しておりました。「カルティエ(CARTIER)」や「モンブラン(MONTBLANC)」「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」を中心に、リシュモングループのブランドなどが勢ぞろいした高級時計の見本市S.I.H.H.を訪れていたのです。

 時計の担当をするようになって、1年が経過しました。相変わらず機構については心強〜いジャーナリストの方に聞きっぱなしですが、それでも、ファッション業界での取材の経験から、共通点や興味深い点を数多く発見しており、面白くなっています。例えば、今年は「ピアジェ(PIAGET)」や「ヴァシュロン コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」が、滑らかさにこだわったブレスレット時計を発表しましたが、これは、ファッション業界におけるエフォートレスの流れに準じるものと理解しました。いくら複雑な時計、キラキラの時計でも、装着感が悪ければ、身につけなくなってしまう。だからこそ最近、時計ブランドの多くはカーボンなどの新素材を使うことで軽量化を目指したり、滑らかなブレスレットで肌に密着するような一体感を追求したり。ね、ファッションとどこか似ているでしょう?

 そこで今日は、時計ブランドをよく知らないアナタに、S.I.H.H.期間中に新作を拝見したブランドについて、似ていると(勝手に)思うファッションブランドを交えながら、紹介したいと思います。

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