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「ポロ ラルフローレン」の“祭典”が原宿で開幕 圧巻の日本上陸50年展&ファン垂涎のビンテージマーケット

ラルフ ローレンの体験型展示イベント“ポロ フェス”(PoloFest)が23日、東京・原宿で開幕した。会期は25日までの3日間。1976年の日本上陸から50年の歩みを振り返るエキシビションと国内外17組のコレクターが持ち寄った「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」の圧巻のビンテージマーケットを目玉に、ブランドにゆかりの深いクリエイターのトークセッション、限定アイテムをそろえるギフトショップ、「ラルフズ コーヒー(RALPH'S COFFEE)」のキッチンカーまで、「ポロ」の世界をギュッと詰め込んだ。同イベントの開催は、東京が世界初となる。

服ではなく「世界」をつくる ラルフの美学が詰まる「ポロ・ワールド」

エントランスはラルフ・ローレンの肖像写真や新聞記事が壁一面を埋め尽くし、ラルフの哲学とも言える一節が大きく掲げられている。

「私は服をデザインしているのではない。世界をつくっているのだ(I'M NOT DESIGNING CLOTHES, I'M CREATING A WORLD.)」

この言葉の通り、通路を抜けた先には思わず息を呑む「ポロ・ワールド」が広がる。4つのゾーンに分かれたエキシビションで、「ポロ」の多面的なスタイルとカルチャーを表現する。ギンガムチェックのフリルドレスやバッファローチェック、ノルディック柄のニットで米国の田園を思い起こす「ポロ カントリー」や、ネイビーブレザーやレップタイ、スクールクレストでアイビーリーグの伝統が輝く「カレッジ スタイル」。そのほかにも仕立て途中のジャケットや生地見本を並べ、「作家や映画監督のように仕事をしている」と語るラルフの創作の過程を見せるなど、没入感たっぷりだ。

「時を重ねるほどに(BETTER WITH AGE)」と題したコーナーでは、「着込まれ、繕われながら個性を育てていくほどに魅力を増す」という、ラルフの美学を体現する。日本の職人が伝統的な繕いの技でアップサイクルした「ポロ」のパンツやシャツ、ネクタイを額装などとともに、今年6月にミラノで披露した2027年春夏コレクションで登場した「サシコギャルズ」との協業作品などを紹介している。

これらの展示の中央には、1960年代から2020年代までのガラスケースが時代順に鎮座。当時のアーカイブや雑誌、イラストを眺めながら、日本で「ポロ」がどう愛され、カルチャーとして根付いてきたかを追体験できる。

国内外17組のコレクターが集結 熱気あふれるビンテージマーケット

さらに奥へ進むと、空間の濃度が一段と高まる。その熱量の正体は、「ポロ」を愛してやまない者たちの「偏愛」だ。国内外から集まったビンテージ「ラルフ ローレン」のコレクター17組によるマーケットは、前述のエキシビションの驚きをさらに上回る、このイベント最大の見どころといっていい。

愛し、修理し、長く使い込むーー着用者自身のセルフストーリーが染み込むことによって、より味わいを増していく。そんな「ポロ」の価値観に共感し、こよなく愛してきたコレクターたちのコレクションは、一つ一つが宝物。重厚な木の棚やアンティークの家具を設えた空間は「ポロラバー」たちのミュージアムのようだ。

マーケットは、「イングリッシュ ツイード」「ポロ カントリー」「ポロ スポーツ」「アウトドアズマン」という、「ポロ」を象徴する4つの感性で区分けされている。もう今の時代には手に入らないであろう重厚なムートンコート(29万7000円)や、クラシックな面持ちのドネガルツイードのスポーツジャケット(13万2000円)、エイジングにより味わいを増したオイルドジャケット、旅先の記憶を重ねたアウトドア&ワークウエア、膨大な数のネクタイ、グラフィックアート、さらにはブランド名の由来ともなったポロ競技の本格的な馬具や用具まで、ファン垂涎の逸品が所狭しと並ぶ。

参加するコレクターは次の通り。

国内:「サファリ(SAFARI)」(高円寺)、「リフレックス(REFLEX)」(東京)、「ビッグ アップル ストア(BIG APPLE STORE)」(祐天寺)、「ホイッスラー/チャート(WHISTLER/CHART)」(高円寺)、「ネロ(NERO)」(東京)、「ユース ビンテージ(YOUTH VINTAGE)」(横浜)、「チャンク ストア(CHUNK STORE)」(牛久)、「ボルトアップ(VAULT UP)」(茅ヶ崎)、「ロウ(ROW)」(大阪)

海外:「サロブレッド ニューヨーク(THOROUGHBRED NEW YORK)」(ニューヨーク州キングストン)、「ビンテージ グレース(VINTAGE GRACE)」(ニューヨーク)、「プロセル(PROCELL)」(ニューヨーク)、「メトロポリス ビンテージ(METROPOLIS VINTAGE)」(ニューヨーク)、「ミレニアル デコレーター(MILLENNIAL DECORATOR)」(ロサンゼルス)、「エフ アズ イン フランク(F AS IN FRANK)」(バンクーバー、トロント)、「ザ ポロ アーカイブ(THE POLO ARCHIVE)」(ロンドン)、「タータン ビンテージ(TARTAN VINTAGE)」(フィレンツェ)

トークは3日間で13セッション 限定アイテムや「ラルフズ コーヒー」も

会期中は、「ポロ」に関わりの深いゲストによるトークイベントを3日間で計13セッション開く。ギフトショップでは、“ポロ フェス”限定のアイテムやコレクターズアイテム、「メイド イン USA」のカプセルコレクションを販売する。アーカイブのグラフィックをのせたスケートボードのデッキに“ポロ フェス”のロゴ入りのTシャツ、レトロな「ポロフェス」のカタカナロゴを配したトートバッグなど、ファン心をくすぐるアイテムがそろう。会場の外には「ラルフズ コーヒー」のキッチンカーも登場し、コーヒー片手にフェスの余韻に浸れる。

各日の主なセッションは次の通り。

・23日“FORGED TRADITIONS”:ネイティブアメリカンのシルバースミスで、「ラルフ ローレン」のオーセンティック・メーカーでもあるニール・ザラマ(Neil Zarama)が、サンフランシスコのモーターサイクルショップを拠点にしたものづくりを語る
・24日“NEVER LET YOU GO”:森星、藤原新、佐々木貢、成田維が、長く受け継がれるものほど価値と美しさを増していく理由を探る
・25日“GENIUS OF THE UNEXPECTED”:松任谷正隆と長谷川昭雄が、東京が世界屈指のカルチャー再創造の発信地になった理由を考える

“ポロ フェス”の入場は無料。ラルフ ローレン公式LINEアカウントからの事前予約が必要で、トークイベントは別に予約を受け付ける。入場枠には限りがあり、予約状況によっては当日の入場枠を設ける。

■“ポロ フェス”(PoloFest Tokyo)
会期:10月23日(金)〜25日(日)
会場:ヨドバシJ6ビル
住所:東京都渋谷区神宮前6-35-6
入場料:無料(ラルフ ローレン公式LINEアカウントから事前予約。トークイベントは別途予約)
詳細:https://www.ralphlauren.co.jp/polo-fest-tokyo

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