Fashion. Beauty. Business.
現場を支えるスターたち
「WWDJAPAN」11月6日号は年に一度の販売員特集です。オンラインでは、紙面の発売に先駆けてインタビューを徐々に先行公開しています。まだ全登場人物の記事を読んだわけではありませんが、昨日公開した「キモノ バイ ナデシコ」「ミキハウス」「明日見世」、AOKIだけでも各者各様の接客姿勢でとても面白く、業種は違えど仕事の参考になりました。
現場を支えるスター販売員の多くに共通しているのは、デジタルを上手に使いこなしながら自身の強みを広く浸透させ、最終的には人間力で個人に対峙するところでしょうか。それに、自分磨きを続けていること。これはどの業種にも必要なことですよね。目からうろこの言葉がたくさん登場する連載を、デジタルと紙面でお楽しみください。
着物をもっと身近に感じてもらうための一工夫 「キモノ バイ ナデシコ」原宿店・吉川舞桜さん
PROFILE: 吉川舞桜さん/「キモノ バイ ナデシコ」原宿店

インスタグラムを見ると、着物をカジュアルに楽しんでいる人たちがたくさんいる。「キモノ バイ ナデシコ(KIMONO by NADESHIKO)」原宿店の吉川舞桜さんもその一人。最近、休日に麻素材の黒い着物を着て、鎌倉散策を楽しんでいたら「カッコいい!」「クール!」と見ず知らずの外国人観光客から声を掛けられ、写真をたくさん撮られたという。(この記事は「WWDJAPAN」2023年11月6日号から抜粋・加筆しています)
学生時代は日本の伝統文化を専攻。就職先にやまとを選んだのもそんな縁だった。「日本の文化を残していくことをしたいと考えていたときに、『ナデシコ』が着物にシアー素材のタートルを合わせたり、帯にレザーベルトを合わせたり、オシャレで個性的な着物コーデを発信しているのを見て、ここで働きたいと思いました」
原宿店には着物に興味のある人だけでなく、原宿に遊びに来ていた若い世代、インバウンド客のほか、50〜60代の着物に慣れている方など、幅広い客層が来店する。
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「ハーパーズ バザー」日本版の新編集長に松田麻衣子編集長代理が昇格

ハースト婦人画報社は12月1日付で、ファッション誌「ハーパーズ バザー(Harper's BAZAAR)」日本版の新編集長に松田麻衣子編集長代理が就任すると発表した。小栗裕子編集長は退社する。
松田新編集長は、1996年にTBSブリタニカ(現CCCメディアハウス)に入社。「フィガロジャポン(FIGARO japon)」でファッション、カルチャー、旅などを担当した。2013年にハースト婦人画報社に入社し、「エル・ジャポン(ELLE Japon)」副編集長に。産休・育休を経て、15年に「ハーパーズ バザー」副編集長となる。21年から現職。
松田新編集長は、「“自立した女性のための社会派ラグジュアリーメディア”として、デジタルコンテンツをさらに充実させる。美しいビジュアルを入り口に透明性の高いジャーナリズムを掲げ、女性たちに寄り添って知見を広げる記事を発信していく」と話す。
「ハーパーズ バザー」日本版は13年にスタート。今年10周年を迎え、10月には「ハーパーズ バザー アート(Harper's BAZAAR ART)」も創刊した。
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「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹底特集します。
