ファッション

山﨑賢人がベルリンの街でまとう「サンローラン」

サンローラン

「サンローラン(SAINT LAURENT)」はこのほど、ドイツ・ベルリンの新ナショナルギャラリーで2024年春夏メンズ・コレクションのショーを開催した。それに合わせて、アンバサダーを務める俳優の山﨑賢人も渡独。ショー翌日、旧東ベルリン地区に繰り出した山﨑の姿を撮り下ろした。

ベルリンの退廃的なムードになじむ、
モノクロルック

どこか退廃的なムードが漂う旧東ベルリンの街で山﨑がまとったのは、黒と白のモノクロームスタイル。1989年のベルリンの壁崩壊まで東西を隔てていたオーバーバウム橋や実際の壁を訪れた際には、赤レンガの重厚感あふれるゴシック建築やコンクリートに描かれたグラフィティとのコントラストが際立つ、さわやかな白のプルオーバーシャツとワイドパンツを着用。夏らしいラフィアのクロスボディーバッグとカジュアルなスニーカーでアクセントを効かせた。また、東ドイツ(ドイツ民主共和国)時代の面影が残るカール・マルクス通りでは、建築のシャープなシルエットと呼応するようなブラックのレザーバイカージャケットとスキニージーンズを着こなした。そんなベルリンを初めて訪れたという山﨑は、「気持ち良い気候で過ごしやすく、街の人もやさしい。街中を路面電車が走っているのが印象的で、ご飯もおいしいし、アートに溢れるおしゃれな街だった」と語った。

“「サンローラン」には、
自分の好きな要素が詰まっている”

また、今年2月にアンバサダーに就任した山﨑にとって、「サンローラン」のショーを生で観賞するのは初めての体験だった。その感想を尋ねると、「美しく研ぎ澄まされた空間と演出に感動し、もっとブランドのことが好きになった」とコメント。「サンローラン」の印象については「クールで美しく、エレガント。そして、色気と力強さのあるシンプルかつ洗練されたデザインが魅力的で、自分の好きな要素がたくさん詰まっている。今回のショーを通して、ファッションは自由だということを感じたので、これから自分のスタイルに『サンローラン』をどんどん取り入れて、自由にファッションを楽しんでいきたい」と話した。

MODEL : KENTO YAMAZAKI
PHOTO : SHAUNA SUMMERS
STYLING : SERENA POMPEI
HAIR : KOSUKE IKEUCHI
MAKEUP : ANRI OMORI
EDIT & TEXT : JUN YABUNO
PHOTO ASSISTANT : JULIA GOODWIN
STYLING ASSISTANT : GIANLUIGI PORCU
PRODUCTION ASSISTANT : KEISUKE NITTA
問い合わせ先
サンローラン クライアントサービス
0120-95-2746