ファッション

ガーリーな北欧ガールが“ハンサムレディー”に変化 コペンハーゲン・ファッション・ウイークの来場者スナップ

 2020-21年秋冬コレクションのコペンハーゲン・ファッション・ウイーク(COPENHAGEN FASHION WEEK)が1月28〜30日に開催された。例年よりも暖冬に見舞われた今季は、ファーやムートンといった北欧の冬に出番の多い暑手のアウターの着用者は少なく、代わりにレザーコートやテーラードジャケットが見受けられた。特にテーラードジャケットは、セットアップでのスタイルが多い。「セシル バンセン(CECILIE BAHNSEN)」や「スティーヌ ゴヤ(STINE GOYA)」などデンマークを代表するブランドに見られるように、北欧ではガーリッシュなスタイルが好まれる傾向にあるが、今季はマニッシュで洗練された“ハンサムレディー”なスタイルが目立った印象だ。とはいえ、パステルやビビッドなカラーパレット、フラワーやギンガムチェックといったプリント柄など、ロマンティックなムードも健在である。ブランドでは「ガンニ(GANNI)」のアイテムを取り入れるスタイルが多く、同ブランドが今季打ち出したキルティングのコートなども見られた。

 足元は、今季のトレンド大本命である膝丈ブーツに続き、コンバットブーツの着用者が多かった。自転車移動が主流でアクティブなライフスタイルを好むうえに、天候が変わりやすいこの時期のデンマークの環境に合わせてか、スニーカーも相変わらず支持されている。バッグは世界的に売り上げを伸ばしている「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」の“カセット”や“ザ・ポーチ”、「プラダ(PRADA)」「フェンディ(FENDI)」のヴィンテージのショルダーバッグ、「シャネル(CHANEL)」のチェーンバッグは不動の人気を誇っているようだった。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。