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ウイスキーとフレグランスは似ている?
MHD モエ ヘネシー ディアジオは、シングルモルト・ウイスキー「グレンモーレンジィ」の限定商品“グレンモーレンジィ フォレスト”を発売しました。「グレンモーレンジィ」の最高蒸留製造責任者が、スコットランドの自宅近くの森を散策して出会った、刻々と変化する自然の神秘にインスピレーションを受けて誕生した商品です。これは“物語シリーズ”の第3弾。ちなみに第1弾はケーキを楽しむときのワクワク感や、甘くておいしい幸せ感をウイスキーに込めた“グレンモーレンジィ ケーク”、第2弾は暖かい部屋でお気に入りのセーターに包まれる心地良さをウイスキーで表現した“グレンモーレンジィ ウィンター”です。
ウイスキーのリリースを見ていていつも思うのが、「ストーリーの込め方がフレグランスと似ている」ということです。フレグランスは、小瓶の中の液体にさまざまなストーリーを込めて、それを香りで表現します。ウイスキーも同様で、口当たりや香りで、込められたストーリーに思いを巡らせ楽しむことができます。最近ではリモートワークのオン・オフの切り替えにフレグランスを使う人も多いようですが、ウイスキーもおすすめです。フレグランスと違い完全なオフになりますが……。
「グレンモーレンジィ」の限定ウイスキーは森をイメージしたボタニカルなアロマ フェアも開催
MHD モエ ヘネシー ディアジオはこのほど、シングルモルト・ウイスキー「グレンモーレンジィ(GLENMORANGIE)」の限定商品“グレンモーレンジィ フォレスト”を発売した。容量700mlでアルコール度数は46度、価格は税込1万3640円。
“グレンモーレンジィ フォレスト”は、2020年に発売した限定品“グレンモーレンジィ ケーク”、22年発売の限定品“グレンモーレンジィ ウィンター”に続く、物語シリーズの第3弾。今回は森をイメージしたボタニカルなアロマで、「グレンモーレンジィ」として初めて、ボタニカル植物を加えて焚き、乾燥させた大麦から作ったという。同ウイスキーは、最高蒸留製造責任者のビル・ラムズデン博士(Dr. Bill Lumsden)がスコットランドの自宅近くの自然からインスピレーションを受けて誕生した。森の神秘を表現したパッケージは、タイのイラストレーター、ポム・チャン(Pomme Chan)が手掛けている。
また東京・銀座のバー リブレ ギンザ(Bar LIBRE GINZA)では、“グレンモーレンジィ フォレスト”とそのカクテルが楽しめるフェアを3月31日までの期間限定で開催中だ。
■“グレンモーレンジィ フォレスト”期間限定フェア
会期:~3月31日
店舗:バー リブレ ギンザ
住所:東京都中央区銀座1-6-6 ARROWSビル B1F
香りの研究所「ベレアラボ」から空気清浄機能も備えた手のひらサイズのアロマディフューザーが登場 マイナスイオンも発生
ロート製薬が運営する香りと感性の研究所「ベレアラボ(BELAIR LAB)」から、ポータブルアロマディフューザー“ラバロック ミニ アロマディフューザー(以下、ラバロック)”が登場した。「ベレアラボ」は2019年に誕生。“べレア”とは“美しい空気”という意味で、香りが持つウェルビーイングの価値を検証してきた。また、“香りの発明家”と呼ばれるフランス人調香師クリストフ・ロダミエル(Christophe Laudamiel)と共に高品質な空間な香り“ルームフレグランス”を開発。通常、ホームフレグランスには香水と同じ高品質な香料は使用されないが、「べレアラボ」では香水と同じ素材が使用されているのが特徴だ。
「ベレアラボ」は、外出が多くなったライフスタイルの変化に合わせて、ポータブルな“ラバロック”を発売。芳香機能はもちろんのこと、花粉やホコリ、タバコの煙などをキャッチする空気清浄フィルター、マイナスイオン発生器も備えた優れものだ。旅行や出張、ワークスペースなど、いつでもどこでも自分の好きな香り空間に変えることができる。“ラバロック”とは“溶岩石”のことで、内臓されている砕いた溶岩石にフレグランスオイルを2〜3滴染み込ませてファンで香りを拡散する仕組みになっている。
2月21日に都内で行われた“ラバロック”の発表会では、オフィスワーク、リラックスタイム、クリエイティブタイムなど生活のさまざまなシーンに合わせてホームフレグランスと共に展示し、調香師のロダミエルがトークショーを行った。彼は「西洋の歴史は香水が中心。日本には、香道やお香をたくなど空間の香りを楽しむ伝統がある。だから、日本から空間の香りが発信できるはずだ」とコメントしている。
わずか110gで、3時間の充電で約14時間使用が可能な“ラバロック”の税込価格は8800円。「ベレアラボ」公式オンラインストア、「ベータ(b8ta)」東京有楽町・新宿マルイ本館で販売する。
「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹底特集します。