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フェイスブック社名変更でも話題の「メタバース」
先月末、フェイスブックが社名を「メタ」に変更して話題になりました。SNS上の有害コンテンツを放置していたことで同社への批判が強まっていることに対し、イメージ刷新を図る狙いが大きいようですが、一方でマーク・ザッカーバーグCEOは“メタバース(インターネット上の仮想空間)”の可能性を指摘し、それが新社名の由来だといいます。
WWDJAPANの編集会議でも、昨年から徐々に“メタバース”という言葉を聞く機会が増えています。これからの時代は、ファッションも“メタバース”上で楽しむようになるのだと。仮想空間上のアバターに着せて楽しむ、といったイメージですね。そういった文脈でゲームという仮想空間とファッションがどんどん近づいているのはご承知の通りですが、「グッチ」はゲーム機「エックスボックス」とコラボしたケース付きのセット(110万円)を19日に発売するそうです。
まだまだ異色と感じるコラボですが、ステイホーム需要もあって、今はラグジュアリーブランド各社がインテリアやホームジム機器にも力を入れるようにもなっています。ゲームもステイホームとは相性バッチリ。今後“メタバース”が世の中の当たり前になっていく中で、こうしたコラボは激増しそうですね。
「グッチ」がゲーム機XBOXと初コラボ 特別なセットを11月19日に発売
「グッチ(GUCCI)」は、マイクロソフト(MICROSOFT)のゲーム機“エックスボックス(XBOX)”と初コラボし、世界限定100台の特別なセット“グッチ エックスボックス バンドル”を発売する。価格は税込110万円。エディションナンバー入りで、日本では11月19日にグッチ渋谷パルコと公式オンラインショップで販売する。グッチ渋谷パルコでは、“グッチ エックスボックス バンドル”の発売とショップの2周年を記念して、公式アプリ内の“グッチ アーケード”のゲームやプリントシール機を楽しめるコーナーもオープンする。
“グッチ エックスボックス バンドル”は、 GGパターンをレーザーエングレービングした“エックスボックス シリーズ エックス コンソール”と、「グッチ」のウェブ ストライプを模したブルー×レッドのラインを入れたワイヤレスコントローラー2台、それらを収納するハードケースで構成される。ハードケースはベージュのGGスプリーム キャンバスをイエローのレザートリムが引き立てるデザインで、コントローラーとリンクするブルー×レッドのラインをあしらう。さらに表面には“XBOX”、裏面には“GOOD GAME”の文字をグリーンで入れ、ケースを開けると同じくグリーンのコンパートメントが現れる仕様だ。
「グッチ」は1921年にイタリア・フィレンツェで創設し、今年100周年を迎えた。これまでにもオリジナルゲームを開発して公式アプリに導入したり、人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」とコラボしたりするなど、ゲームの世界に積極的にかかわってきた。“エックスボックス”は2001年にマイクロソフトが開発。今年20周年を迎え、世界中に30億人以上のプレイヤーを抱える。「互いのアニバーサリーを祝して、初タッグが実現した」という。
美容室業界の変革なるか インスタグラムがヘアサロンのプロフィール欄に“予約する”ボタンを表示
インスタグラムは、“アクションボタン”の対象を、国内で初めて美容室・ネイルサロン予約に拡大することを発表した。
“アクションボタン”とは、利用者のアクションを促すことができるツール。美容室やネイルサロンで、インスタグラムのプロフィールに“予約する”ボタンを表示し、利用者に来店予約を促すことができるようになる。
アクションボタンの導入によって、利用者は美容室やネイルサロンを発見するところから、来店予約というアクションに至るまでを、アプリを閉じることなくインスタグラム上で完結できる。
日本国内ではこれまで、飲食店向けのレストラン予約のアクションボタンのみ利用可能だったが、今後はインスタグラムのビジネスプロフィールを利用しているアカウント(無料で設定可能なビジネスアカウント)で、連携パートナーが提供する予約サービスに加盟している美容サロンであれば、無料で同機能を利用することができる。
今回、美容サロン予約において連携するパートナーサービスは、“かんざし”“ビューティーメリット”“minimo”の3つ。EPARK メディアパートナーズが提供する“EPARKビューティー”も今後連携する予定だ。
既に多くの美容サロンがインスタグラムを活用しているが、“予約する”ボタンを設定することで、より効率的に新客を獲得できるようになる。また、美容室業界ではヘアスタイリストやネイルアーティストなどの個人がアカウントを持ち、積極的に発信して顧客獲得に貢献する傾向が見られる。そのような技術者もビジネスアカウントに切り替えれば、プロフィールにアクションボタンを設置することが可能だ。
また、同機能を設定した美容サロンは、今年6月にスタートした地図検索機能上でも“予約する”ボタンが表示されるため、近隣の美容室やネイルサロンを探している利用者に対し、来店予約を簡単に促すことができる。
アクションボタンの提供を美容サロンに拡大するにあたり、味澤将宏フェイスブックジャパン代表は「メタでは昨年から、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている中小ビジネスを支援する取り組みを継続して行ってきた。アクションボタンの対象を美容サロンに広げることで、さらに多くのビジネスの支援につながると考えている。インスタグラムは写真や動画などのビジュアルによるコミュニケーションが特徴で、美容業界との親和性が高いプラットフォーム。既に多くの美容室やネイルサロンや、そこで働く美容師やネイリストの方々が積極的に活用しており、インスタグラムからシームレスに来店予約を促すアクションボタンの導入で、さらに多くの美容ビジネスの成長に貢献できると期待している」とコメントした。
「WWDJAPAN」7月20日号は、夏恒例の百貨店特集です。コロナ明け以降、百貨店のビジネスモデルが少しずつ変化しています。キーワードは「売る力」。デジタルの力も活用しながら、一人一人の顧客に向けて最適な提案を行い、関係性を深める。顧客一人当たりの年間消費額を上げる。あるいは百貨店でしか提供できない体験コンテンツを作り出す。特集では各エリアを代表する7店舗の店長のインタビューなどを通じて、百貨店の「売る力」に迫ります。