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実際はもっと赤裸々かつショッキング
最初のニュースで紹介する、防水VIO光美容器のオンライン発表会を視聴しました。「ワフィト」を立ち上げた森田敦子さんが、ショックを受ける方もいるかもしれない赤裸々な言葉で、女性のVIOゾーンについて正しいケアを説く場面が印象的でした。女性器に関する言葉が目白押しの10分間でした。
その後ヤーマンの広報の方に、「赤裸々に語れる世の中が訪れるべきなのでしょうね」とメールを送ったら、「森田さんに伺ったお話は、もっと赤裸々かつショッキング」だったそうで、「これは、躊躇せず伝えなければ」と決意したそうです。どんなショッキングな内容なのでしょう?今度、お話を伺ってみたいと思っています。
日本初!ヤーマンからバスルームで使えるVIOケア対応光美容器が登場
ヤーマンは光美容器シリーズ「レイボーテ」から、日本初(2020年11月期、日本マーケティングリサーチ機構調べ)の防水VIO光美容器“レイボーテ ヴィーナス”(9万円)を3月上旬に発売する。
同アイテムは、「サロンで人に施術してもらうのに抵抗感がある」「自宅でケアすると家族やパートナーに見られないようにするのが大変」など、これまでのVIOケアの悩みに応えるために、プライベートな空間である風呂場での使用を可能にした光美容器。好きなときに、快適でサロンクオリティーのムダ毛ケアと美肌ケアがかなう。防水機能はあらゆる方向からの噴流水によっても有害な影響はないが、浴槽では使用できない。
他の部位に比べてデリケートな部分だからこそ、安心かつしっかりと実感を得られる専用の波長域の光を採用。専門の医師監修のもとで開発したVIO専用カットフィルターで、肌への優しさとパワーを両立させた。
肌への刺激が気になる人におすすめの“ソフトモード”を搭載。100%のパワーの光を3分割して連射することで肌への刺激を抑える。また、一人一人の好みに合わせたデザインでVラインのケアができる4種類のデザインツール付き。カットラインに沿って切り取ると好みのサイズに調整が可能だ。
「レイボーテ」シリーズは、ムダ毛ケアと美肌ケアができる、独自開発した幅広い波長域の特殊な光“レイボーテフラッシュ”を全機種に搭載していることが特徴。“レイボーテ ヴィーナス”以外にも、新たにVIケア対応となった3機種、“レイボーテ R フラッシュ ハイパーPLUS”“レイボーテ R フラッシュ ダブル PLUS VI タイプ”“レイボーテ Go VI タイプ”を3月上旬から順次発売予定だ。
三上悠亜がアパレルブランドをスタート、260万フォロワーをどう生かす?
抱えているSNSのフォロワー数で考えれば、三上悠亜は圧倒的なインフルエンサーだ。インスタグラムで263万人、ツイッターで163万人のフォロワー、YouTubeのチャンネル登録者数は41.9万人を抱える。とはいえ、その大多数はセクシー女優としての、つまりは服を着ていない三上悠亜のファンなのだ。そんな彼女がアパレルブランド「ミーユアーズ(MIYOUR’S)」をスタートし、アパレルブランド事業に本腰を入れるという。パートナーは韓国の人気モデルのテリのマネジメントや韓国コスメブランド「ミルクタッチ(MILKTOUCH)」を運営するクージー(Coogee)で、インフルエンサーのマネジメントやD2Cブランドのプロデュースではよく知られた会社だ。服を脱ぐことを仕事にしているセクシー女優が、なぜアパレルブランドを始めるのか。三上本人に直撃した。
WWDジャパン(以下、WWD):SNSでものすごい数のフォロワーを抱えていますが、誰が運用を?
三上悠亜(以下、三上):私一人でやっています。どんな写真を撮影して、いつ何を投稿するのか、インサイトはどうかなども私ひとりで見ています。というか、投稿作業自体も私しかやっていないです。
WWD:運用を外部に相談をしたことは?
三上:それもないですね。ツイッターもインスタグラムもずっと自分だけで管理してきました。
WWD:ではなぜここまでフォロワー数が伸びたのでしょう?
三上:うーん。投稿に対してどうリアクションがあったかはそれなりに注意して見ていますが、それ以上に見ているのはファンからのコメントです。返事はできないですが、基本的にはすべて目を通しています。そのことが自然とフォロワーさんのたちの考え方が見えているようになっているのかもしれません。あとツイッターとインスタグラムは少し使い方を変えていて、ツイッターは男性向けにセクシー女優関係の情報発信に、インスタグラムはプラス自分の好きなもの、ファッションやコスメ、あとはボディケアなどの情報を入れています。それも本当に最初は女性ファンを意識してというより、インスタグラムのオシャレな雰囲気に合わせて、自分の好きなファッションやコスメ情報を入れていた、という感じです。
WWD:インスタグラムのフォロワー数の内訳は?
三上:260万人のフォロワー数のうち90%が男性です。1割の26万人くらいの女性フォロワーですが、インスタグラムを始めた当初はそうなることを全然予想していませんでした。先ほども言ったようにファッションやコスメの情報を入れていたら、あるときから女性からのいいねやコメントも多くなっていったという感じです。以前に一度、意識的に女性向けの投稿を増やしたことがあったのですが、それも大変だったので、今はまた自然体に戻しました。
WWD:投稿に対するリアクションはどうでしょう?
三上:例えば、財布やコスメなど私が映っていない投稿は2万いいね、服を着ている私が映っていると5万いいね、服を着ていないと10万〜12万いいね、という感じです。
WWD:なるほど。わかりやすいですね。それでは、なぜファッションブランドを?
三上:ファッションは昔から好きでしたが、一番のきっかけは、インスタの服やコスメの投稿にいいねがたくさんついたり、イベントに20代前半のすごい可愛い子が私の投稿した服とお揃いの服を着用して遊びに来てくれたりして、女性のファンが増えていることを実感したからです。セクシー女優をはじめたときは考えもしなかったのですが、インスタグラムの投稿へのリアクションを通して、私が好きなものに共感してくれる女の子が沢山いるんだなって。
WWD:「ミーユアーズ」について詳しく。
三上:プロデュースという形で、自分のワードローブをクージーのスタッフに見せて、それをベースに服を作ってもらって、最終的にサンプルの色や形をチェックしています。なので服は基本的に私の好きな甘いテイストがベースになっています。19日のオープンで、まずは9〜10型を販売し、月に10型を投入していきます。ワンピースやブラウスで、商品単価は1万円前後です。先行して行ったテスト販売では3回とも、それぞれ500万円ほどの在庫が数分で即完しました。すごく嬉しかったです。
WWD:プロデュースとは具体的にどんな役割?
三上:服作りからECサイトの運営、ブランドのSNSの運用まではパートナーのクージーになります。私はインスタグラムなどを通じてファンの声を受け止めて製品にフィードバックしつつ、きちんとプロモーションもしていく。「ミーユアーズ」に関しては、お金を稼ぐ、というより女性ファンとの繋がりのため、という方が大きいです。
WWD:顧客像は?
三上:イベントやインスタのフォロワーを見ると、20代前半の本当に可愛い女の子が多いんですよ。スイート系のテイストがすごく似合う人が多くて、テスト販売でも実際にそういった人に購入いただいています。
WWD:服作りにもっと関わる気持ちは?
三上:もちろんインスタライブやコメントなどでいただいたファンからの声は製品に落とし込みたいと思っていますし、その点ではクージーさんとも一致しています。任せられることはきちんとプロに任せたい、というかリニューアル前の「ユアーズ」のときはかなり自分でやらないといけないことが多くて大変だったので、クージーさんみたいなプロの方と一緒にできるのが、すごく嬉しいです。
WWD:好きなブランドは?
三上:ハイブランドだと「ディオール」「セリーヌ」「フェンディ」が好きです。やっぱり財布やバッグはハイブランドだとテンションが上がります。服だと「スナイデル」「セルフォード」とかマッシュ系のブランドが大好きで、お店にも行きますし、それ以上にウサギオンラインでかなり買っています。
WWD:ショッピングはどんな感じ?
三上:本当に稀にですが、アウトレットでテンションが上がりすぎて100万円分の買い物をしちゃうこともありますが、基本はそんなに無駄遣いをするタイプではありません。ネット通販を使うことが多いですが、たまのショッピングはマネージャー(男性)や、ずっと担当してもらっているヘアメイクさん(男性)の、気心の知れた3人でビームスやユナイテッドアローズなどのセレクトショップに行くことが多いです。つい先日もみんなでビームスインターナショナルに行って、私とマネージャー(男性)で一つのコートを試着して、お互いに「これいいね」「似合う似合う」とかあれこれ言って買い物しました。マネージャーさんと行くと、買った服を持ってもらえて楽というのもありますが。
「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反した性質はどんな文脈から生まれているのでしょうか。