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日本法人新社長に訊く「リーバイス」再生の鍵

 昨年12月リーバイ・ストラウスジャパンの社長に、前ベネトンジャパンのパスカル・センコフ社長が就任した。その後、今年になり一部報道で6500円以上の中価格帯にも取り組むと示唆したことで、昨年9月末に退任した齊藤貴・前社長が2010年から継続してきた、高付加価値商品を強化するプレミアムブランド戦略からの方針転換を匂わせた。ここ数年低迷を続けてきたジーンズのオリジンはどこへ向かうのか。パスカル社長に真相と復活のための施策を訊いた。

 リーバイ・ストラウスジャパンはかつて、ジーンズブランドのリーディングカンパニーの一つとして、ピーク時は売上約300億円を超えていた。しかし、ここ数年は低価格帯のSPAブランドの隆盛などにより、売上高の下げ止まりがきかず、11年11月期からは100億円を切るなど、長く低迷していた。同社はこれまで、社長交代の度に方針転換が行われ「リーバイス(LEVI'S)」ブランドの立ち位置が不明確になることも多く、今回も一部報道で、「6500円以上の中価格帯をテスト販売する」と報じられたことで、10年から齊藤前社長が掲げていた「プレミアムブランド戦略からの方針転換か?」と思わせた。しかし、センコフ社長は「あくまで今後もプレミアムブランド戦略を主体にしていく。他ブランドと比べても、『リーバイス』は歴史のあるアイコニックなブランドで、新しいことにも挑戦できるイノベーションも持ち合わせている。まだまだ伸び代があるブランドだ」と強調する。都会的なイメージを落とし込んだエクスクルーシブライン「リーバイス メイド&クラフテッド(LEVI'S MADE & CRAFTED)」や「リーバイス ビンテージ クロージング(LEVI'S VINTAGE CLOTHING)」に加え、12年にはサイクリストのための「リーバイス コミューター(LEVI'S COMMUTER)」など、新カテゴリーを開拓しながら「1万円台のジーンズを中心にしつつ、プレミアム・ライフスタイルブランドとして成長させていきたい」という。

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