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どうなるメンズ・コレクション
2022-23年秋冬シーズンのコレクションサーキットが、1月11日から開催するピッティ・イマージネ・ウオモを皮切りにスタートします。本来であればワクワクするはずの時期なのに、またもやコロナウイルスの感染再拡大によって不透明な状況になってきました。ピッティでは「ブルネロ クチネリ」が出展をキャンセルし、ミラノ・メンズの重鎮「ジョルジオ アルマーニ」と「エンポリオ アルマーニ」もショー中止を決めました。アルマーニさんはショーへの思いが誰よりも強いだけに、この決断は簡単ではなかったはずです。
昨年秋のウィメンズ・コレクションではリアルのショーが徐々に増え、今回のメンズでファッション・ウイークがようやく完全復活すると多くの人が期待していました。ただ逆境にも負けじと、国内外の多くのブランドがコレクション発表の準備を進めています。そういった方々の声を届けるために、「WWDJAPAN」も取材体制をしっかりと整えます。
「ジョルジオ アルマーニ」などがミラノメンズのショーを急遽キャンセル コロナの感染再拡大で
「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」と「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は、ミラノで1月15日と17日に発表予定だった2022-23年秋冬コレクションのショーを中止する。欧州における新型コロナウイルスの感染再拡大を受けての決断だ。デジタルでの発表は予定していない。また、「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」は1月24〜27日に行われる22年春夏オートクチュール・ファッション・ウイークへの参加中止を見込んでいる。
アルマーニ社は、「大変残念だが、感染状況が悪化していることを慎重に受け止め、今回の決断に至った。ファッションショーは代えがきかない大切な存在だが、従業員や市民の安全と健康を何よりも優先しなければならない」と説明した。
2022-23年秋冬シーズンのミラノ・メンズ・コレクションは、1月14〜18日に開催する。前シーズンまでパリ・メンズのスケジュールで参加していた「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」と「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」も名を連ねている。
なお「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」は、やはり感染再拡大に伴い、1月11〜13日に開催されるメンズファッション最大の見本市、ピッティ ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMAGINE UOMO)への出展を取りやめると発表した。
ユニクロ12月度は11%減 気温高く5カ月連続の前年割れ
専門店チェーン、セレクトショップの2021年12月度売上高(既存店ベース)は、月前半から半ばにかけて気温が高く推移したことで、前年を割り込んだという声が目立つ。年末以降は寒波で気温も下がっている。年末年始商戦は「悪くない」という声が多い。
国内ユニクロは前年同月比11.1%減と、21年8月以降5カ月連続の前年割れ。21年8月期決算会見で予見した通り、厳しい状況が続いている。「12月26日以降は気温も下がり、年末祭も好調だったが、それまでの期間が温かったことで、防寒商品全般の動きが鈍かった」と広報担当者。
一方で、コロナ禍以降業績回復が目立つ「ファッションセンターしまむら」は、同1.6%増と気を吐いている。同社は11月21日〜12月20日での集計のため、気温が下がった月末が入ればさらに数字が伸びていた可能性はある。「冬用の機能素材の肌着やタイツ、ダウンジャケットなどが売れた」(発表資料より)ことに加え、「ミセス・シニア向けでフォーマル関連商品も復調傾向が強まった」。
良品計画の「無印良品」は同1.7%減。「実店舗の既存店売り上げは前年実績、予算共に上回っている」(広報担当者)といい、前年割れはECの不調によるもの。「以前からECのUI/UXは課題と認識しており、順次改善を重ねている」。12月29日〜1月3日は「既存店売り上げ、客数ともに前年同期比2ケタ増だった」。
ユナイテッドアローズは同16.4%増と大幅増。ただし、前年12月は一昨年に対し21.7%減と大きく落としていたため、その反動分もある。「期初の想定に対し、消費の回復は若干弱め。しかし回復の度合いは10月から徐々に強くなっている」(広報担当者)という。年明けの販売に関しては、「比較的手応えはよい」。
アダストリアは、明日6日に12月度の月次を発表する。
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記録的な熱波に見舞われた今季のメンズ・ファッション・ウイークは、価値観をアップデートする2つの意味での「解放」がキーワードになりました。1つは、堅苦しいイメージも強い伝統的なテーラードスタイルからの解放。もう1つは、「男はこうあるべき」という固定観念からの解放です。「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」や「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」に象徴される、繊細さや脆さを併せ持つしなやかなマスキュリニティー(男性性)の表現を起点に、メンズファッションの現在地を総括します。
